音楽でつなぐ心の旅
2025-09-22 12:58:27

アイルランドと日本、音楽でつなぐ心の旅が始まる!

音楽による文化の架け橋



再び、文化の響きが日本を彩る季節がやってきました。今年の秋、特別な音楽の旅が始まります。2023年10月18日から11月2日まで、アイルランドのアイリッシュハープ奏者トリーナ・マーシャルと、薩摩琵琶奏者トーマス・蘭杖(らんじょう)が、"アイリッシュ・ハープと薩摩琵琶で巡る音楽の旅"という名のもと、日本各地で公演を行います。このツアーは、両国が培ってきた文化や精神的なつながりを音楽で表現する素晴らしい機会です。

アイルランドと日本、古来よりのつながり



アイルランドと日本は、古くから共鳴し合う関係にあります。特に小泉八雲やW.B.イェーツといった文化人たちが両国の交流を深めてきました。この度の公演には、それらの精神が息づいています。トーマス・蘭杖の言葉によると、ハープと琵琶が奏でる音はただの音楽ではなく、私たちの記憶そのものを語る力を持っています。音楽を通して、両国の文化が交わり、共鳴する瞬間を実感できることでしょう。

ツアーの見どころとプログラム



公演は二部構成で行われ、第一部ではトリーナ・マーシャルがソロでアイルランド民謡を披露します。選曲には"Parting of Friends"や"Garden of Daisies"など、聴く人の心を温める楽曲が並びます。

そして第二部では、トリーナとトーマスのデュオによる共演が行われます。「さくらさくら」や「耳なし芳一」、さらには「平家物語」といった日本の古曲をアレンジして演奏し、それぞれの楽器が持つ特性を最大限に活かしたサウンドが繰り広げられます。この共演は、微妙な音色の違いや、演奏者の個性が交錯し、新たな音楽的体験を提供します。

出演者プロフィール



トリーナ・マーシャル(アイリッシュ・ハープ)

アイルランド出身のハーピストで、伝統音楽とクラシック音楽の両方に精通しています。彼女は、「ザ・チーフタンズ」のハーピストとしても知られ、その演奏は温かみがあり、聴衆を引きつける深い情感にあふれています。

トーマス・蘭杖(薩摩琵琶)

1972年にアイルランドで生まれ、1994年に日本に来ました。薩摩琵琶の師である故・普門義則氏の下で学びながら、世界中に琵琶の魅力を広める活動を行っています。彼の演奏は日本の伝統音楽に新たな風を吹き込んでいます。

公演スケジュール



  • - 鹿児島
- 10月18日(土)ミュージアム知覧
- 10月19日(日)黎明館・講堂(鹿児島市)
  • - 大阪・京都
- 10月25日(土)水無瀬神宮
- 10月26日(日)妙蓮寺
  • - 千葉
- 11月2日(土)瀧泉寺

各地での公演の詳細やチケット情報については、公式サイトやお問い合わせ先をご覧ください。キーとなる料金は、すべて消費税込みで、温かい音楽の響きにふさわしい価格設定となっています。

特別イベント:トリーナ・マーシャル ソロ公演



さらに、10月24日には青山音楽記念館バロックザールホールでトリーナ・マーシャルのソロ公演も予定されています。ここでもアイルランドの伝統音楽が存分に楽しめます。詳細は公演の公式サイトをご確認ください。

結論



この秋、アイルランドと日本の文化が融合する瞬間にぜひ立ち会ってみませんか?音楽が持つ力で、私たちの心に新たな感動をもたらすことでしょう。さあ、響き合う音楽の旅へ出発しましょう!


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

関連リンク

サードペディア百科事典: アイルランド 薩摩琵琶 トリーナ・マーシャル

トピックス(音楽)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。