バーチャル制作の魅力
2025-03-05 18:01:16

RCCテレビ、バーチャルプロダクションで新境地を開く!

RCCテレビ、バーチャルプロダクションの新たな試み



この度、RCCテレビは株式会社ビーライズと共同で、広島のスタジオで初の試みとしてバーチャルプロダクションによる映像制作を実施しました。この技術は昨今の映像制作において新たな潮流を生み出しており、特にドラマやCM制作でその効果が期待されています。

バーチャルプロダクションの概要



「バーチャルプロダクション」とは、リアルタイムで映像やCGを背景に合成しながら撮影する手法です。この技術を駆使することで、撮影現場で完成イメージを即座に確認することが可能になり、より多くのクリエイティブな選択肢が生まれます。これまでのポストプロダクションでは、製作後にしか出来なかったイメージ共有が、バーチャルプロダクションを通じて実現しました。

今回用いられたのは、HTC社の「VIVE Mars CamTrack」とソフトウェア「Aximmetry」です。これらの技術を駆使することで、映像の合成が極めて自然に行われ、視覚的にも魅力的な仕上がりが得られました。

ミュージックビデオ「春は来る」の制作



RCCテレビの番組「DTMクラブ」では、唐澤恋花アナウンサーが歌うオリジナル楽曲「春は来る」のミュージックビデオを制作しました。このビデオは、バーチャル制作の可能性を最大限に活かし、さまざまなデジタルワールドの風景を背景に設定することで、伝統的な撮影スタイルを超えた映像表現を実現しました。

ビデオ制作では、様々なロケーションを自由に設定できる利点が大いに活かされ、新しい形のアートとしてのミュージックビデオが誕生しました。

今後の展望



このようなバーチャルプロダクションを導入することで、広島での映像制作に新たな可能性が開かれました。地方のスタジオでも実現できるコンパクトなハードウェアを使用することにより、これまでコストに悩まされていた制作企業にも新たな道が開けます。

RCCテレビは、今回の成果を基にして、今後のテレビ番組、CM、そして音楽ビデオなど、あらゆる映像制作にこの技術を応用する意向を示しています。技術革新を図り、広島が誇る映像制作のリーダーとしての地位を確立していくことでしょう。

この一歩が、広島の映像文化を飛躍させ、全国の視聴者に新たな魅力を提供するきっかけとなることを期待しています。


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