音楽と社会貢献
2025-10-31 13:45:16

音楽を通じた社会貢献の新たな一歩、エル・システマジャパンが寄付を受ける

社会における音楽の力



一般社団法人エル・システマジャパンが、青少年の音楽教育を支え、社会におけるさまざまな課題解決に向けて活動を展開しています。このたび、コモンズ投信株式会社が運用する「コモンズ・インパクトファンド~共創~」の寄付プログラム「コモれび」の第3回寄付先に選定され、71万2千円の寄付が寄せられました。

「コモれび」とは?



「コモれび」は、コモンズ投信が2023年に始めた社会課題解決プログラムです。これは、ファンドの信託報酬の一部を使って、寄付を通じて非営利団体を支援するという取り組みを目的としており、エル・システマジャパンがその寄付先に選ばれたのは、音楽教育が「Well-being」につながる親子の関係を育むことに寄与するからです。

選定にあたった寄付先の選考委員会では、「音楽は障害の有無にかかわらず、誰でも参加できるアクティビティである」といった意見が寄せられ、その普遍的な価値が認識されました。エル・システマジャパンの活動理念に強く共鳴した支援者たちからは、「音楽を通じて生きる希望をつなげてほしい」とのメッセージが届きました。

寄付授与式の様子



寄付授与式は2023年10月6日にエル・システマジャパンの事務所で開催され、コモンズ投信株式会社、株式会社かんぽ生命保険の皆様が出席しました。この席において、エル・システマジャパンの代表理事である菊川穣氏が、支援に感謝の意を表しました。菊川氏は、「コモンズ投信様の社員の方々からの温かい応援が、私たちの活動を支えてくれていることを大変心強く感じています。このたびの寄付は、私たちの基本理念である『共創』に基づくものであり、非常に特別なご縁だと感じています」とコメントしました。

受け取った寄付の活用方法



寄付金は、音楽家として活動するティーチングアーティストの謝金や交通費、さらには音楽と福祉分野に特化したボランティアの交通費として使用されます。加えて、エル・システマジャパンのプログラムを進行するコーディネーターの人件費にも充てられる重要な資金となります。この資金を基に、より多くの子供たちに音楽を通じた経験を提供し、自信や生きる力を引き出していくことを目指しています。

エル・システマジャパンは、貧困や社会問題に直面している子供たちに対して音楽教育の機会を提供し、彼らの未来を変える手助けをしています。それを通じて、「誰もが自由で創造的に生きられる社会」を目指す彼らの活動は、今後も続いていくでしょう。

今後とも、エル・システマジャパンの活動への応援をお願い申し上げます!

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団体概要



エル・システマは、南米ベネズエラで1975年に始まった音楽教育プログラムで、現在多くの国でその理念を広めています。日本でも、社会課題に対して音楽を通じた解決策を提供する活動を続けています。


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