eスポーツ国際交流プログラム「GAKU CULTURAL BOOTCAMP」の成功
2025年9月20日から24日にかけて、愛知県名古屋市で開催されたeスポーツ国際交流プログラム「GAKU CULTURAL BOOTCAMP」は、アジア15ヵ国の選手と関係者を集め、充実した日々を過ごしました。このプログラムは、2026年に愛知・名古屋で行われる第20回アジア競技大会に向けた準備の一環で、一般社団法人愛知eスポーツ連合(JeSU愛知)とシンガポールの教育ベンチャー企業GAKUが共同で主催しました。
参加者は、eスポーツ選手16名と関係者15名を含む54名で、大韓民国、チャイニーズ・タイペイ、モンゴルなど多様な国から訪れました。プログラムでは、eスポーツトレーニングやメディアトレーニング、会場視察、文化交流など、多岐にわたる活動が企画されました。
プログラムの内容
プログラムの一環として行われた愛知県主催の「愛知・名古屋2026」イベントでは、クウェートとシンガポールの選手がそれぞれの国を代表して、来年のアジア競技大会への意気込みを発表しました。このような公開の場が、選手たちにとって大きな刺激となったことでしょう。
また、コミファeSports Stadium NAGOYAとNTP Esports PLAZAで行われたトレーニングでは、日本の選手やコーチとも交流を深めつつ、自国代表選出に向けた実践的な技術向上が図られました。選手たちにとって、技術の向上だけでなく、他国の選手との接触も実践的な経験となりました。
加えて、今大会のメイン会場である「Aichi Sky EXPO」を視察する機会もあり、各国の代表者は、運営にかかる具体的な情報を得ることができました。これにより、本番に向けてしっかりと準備を進めることが期待されます。
メディア対応と1on1ミーティング
メディアトレーニングも行われ、選手たちはカメラを前にして自身の意気込みや大会への期待を語る重要な経験をしました。これは、自らを売り込むために必要なスキルを磨く貴重な機会となり、選手の成長に寄与しました。
さらに、各国の代表者は、国内のeスポーツ関係者との1on1ミーティングを実施し、情報交換やパートナーシップの構築を図りました。この交流は、アジア競技大会に向けた取り組みだけでなく、自国のeスポーツ発展にも寄与するでしょう。
文化交流と次回プログラム
期間中には、日本の文化を体験する交流イベントも数多く開催されました。名古屋城を訪れた後の交流パーティーでは、伝統的な衣装を着用した記念撮影が行われ、参加者は日本食を楽しむと同時に、カラオケを通じて更なる親睦を深めました。これらの活動は、選手たちにとって心に残る素晴らしい経験となったことでしょう。
今後も一般社団法人愛知eスポーツ連合とGAKUは、国際交流プログラムを開催する予定です。次回は2026年春頃に東京での実施を計画しています。興味のある企業はぜひパートナーとしての参加を検討してみてはいかがでしょうか。
GAKUと愛知eスポーツ連合の使命
GAKUは、eスポーツを通じて各世代にポジティブな影響を与える活動に取り組んでおり、教育機関やゲーム会社と連携し、文化理解を促進するプログラムを続けています。また、愛知eスポーツ連合は地域でのeスポーツの振興を目指し、地域経済の発展に寄与することを掲げています。両者の活動が今後のeスポーツの振興にどのようにつながるのか、目を離せません。