猫が織りなす探偵譚
2025-11-27 15:36:26

豪華声優が織り成す昭和モダンな猫の探偵譚「ネコたん!」開幕

昭和モダンの世界観が広がる「ネコたん!」



2025年11月26日、池袋にて新たな朗読劇「ネコたん!~猫町怪異奇譚~」が開幕し、39名の豪華声優陣が参加して華やかなステージを展開しました。この作品は、日本近代詩の父・萩原朔太郎の小説『猫町』を元にした、猫たちの街「猫町」が舞台の探偵物語です。物語は、主人公の迷路ソマリとその相棒、雨宮将太が、猫町の連続爆破事件に立ち向かうというスリリングな内容です。

物語の始まり



開幕の日、物語は猫町署に爆破予告の電話がかかるシーンから始まります。新人警官の龍石流依と先輩警官の君山皐月が連携して猫たちの避難を行う中、探偵猫の迷路ソマリが登場し、物語が一気に盛り上がります。ソマリはキュートな笑顔で主題歌を歌い上げ、会場は手拍子と共に熱気に包まれました。弁士役の滝佳保子が物語をわかりやすく補足することで、観客は初見でも物語にスムーズに入っていけます。

キャラクターたちの個性



本作には多彩なキャラクターが登場し、それぞれが個性的で魅力的に描かれています。迷路ソマリ役の伊達さゆりは、天真爛漫な探偵猫を見事に演じ、パートナーの雨宮将太役の浦和希はコミカルかつもキメる場面ではしっかりとした演技を披露しました。龍石流依役の森永彩斗は愛くるしい弟キャラ、君山皐月役の久保ユリカは自立した姉御キャラに仕上げており、観客の心を掴みます。

また、冷徹な極悪猫・押井風太郎役の山中真尋は、物語の中で重要な役どころを演じ分けて観客を魅了しました。飄々とした長老猫・サクタロー役の阿部敦は、存在感を示し物語を引き立てています。

笑いとサスペンスの融合



「ネコたん!」は、爆破事件というシリアスなテーマを扱いながらも、エンターテイメント性を忘れない作品です。猫たちが繰り広げる推理劇には、笑いが溢れ、観客は楽しみながらサスペンスに引き込まれます。爆発シーンではスモークと照明、音を駆使した演出が施され、視覚的にも楽しませてくれます。

公演は約100分間、休憩なしでテンポよく展開され、飽きることなく物語に没頭できる構成になっています。日替わりキャストによる多様な演技を楽しめる期間限定の公演で、ぜひ様々な組み合わせで魅力を味わっていただきたいです。

この作品は「朗読劇」としてだけでなく、視覚的にも楽しめる工夫が盛り込まれており、猫耳をつけたキャストたちや演出により、猫町の世界観を感じることができます。笑いとスリルが絶妙に組み合わさった「ネコたん!」は、猫たちの探偵物語という新たなエンタメを提供してくれることでしょう。

公演概要


「ネコたん!~猫町怪異奇譚~」は、2025年11月26日から30日までの間、あうるすぽっとで全8公演が行われます。チケットは全席指定で、一般販売は11月1日から開始されます。これを機に、ぜひ猫町の魅力に触れてみてください。


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