大滝詠一ナイアガラ・レコード設立50周年特別企画
音楽の黄金時代を象徴する大滝詠一が設立したナイアガラ・レコード、その設立50周年を記念した特別イベントが、御茶ノ水のイベント・スペース「RITTOR BASE」で開催されます。内容は、1976年に撮影された幻のスタジオ・ライブ映像の上映です。これまでマニアの間で伝説とされてきたこの映像が、5.1chサウンドで蘇ります。
映像の背景
上映予定の映像は、アルバム『Niagara Triangle Vol.1』のプロモーションの一環として制作されたもので、“ナイアガラ・プロモーション・フィルム”とも呼ばれています。この映像は、特に大滝詠一が中心となり、豪華なミュージシャン陣が揃っています。
出演者には、伊藤銀次や村松邦男といった名ギタリストに加え、故・坂本龍一の演奏が見ることができるという、音楽ファンにとっては見逃せない価値があります。彼がYMOを結成する以前の貴重なパフォーマンスとして、多くの人々に親しまれています。
5.1ch化の意義
この上映に向けて、映像は新たに5.1ch化されています。イマジネーションを刺激する音響体験が、視覚だけでなく聴覚にも訴えかけることで、より深い感動を提供します。リットーミュージックがプロデュースするこのイベントは、一味違ったライブ体験を求める人々にとって、確実に訪れるべき場所です。
上映の詳細
上映会は、2025年7月18日(金)から20日(日)までの3日間にわたって行われ、1日6回上映されます。上映時間は約20分ほどで、各回のスケジュールは以下の通りです。
- - 11:30〜
- - 13:00〜
- - 14:30〜
- - 16:00〜
- - 17:30〜
- - 19:00〜
入場料は2,200円で、特典としてミニ・パンフレットも付いてきます。このパンフレットは、大滝詠一のレコーディングに関する貴重な資料となっています。また、来場者全員に配布されるこのパンフレットは、著者が堀内久彦ということで、ファンにとっては記念すべきアイテムとなるでしょう。
特別企画展との連携
さらに、近隣の神保町New Galleryでは、特別企画展『Eiichi Ohtaki’s NIAGARA 50th Odyssey』も開催され、こちらは7月11日から8月3日まで楽しむことができます。両イベントを併せて訪れることで、大滝詠一の音楽的な遺産をより深く理解できる機会となるはずです。
チケットは事前予約制で、販売はすでに開始されています。この貴重な体験を逃さないためにも、早めの予約をお勧めします。
結び
音楽の名作をとことん楽しむための、この特別上映会は、音楽ファンにとって実に魅力的なイベントです。大滝詠一の音楽の歴史を辿りながら、特別な瞬間を体験できるこの機会をお見逃しなく。