西鉄天神大牟田線のサイクルトレインとNAVITIMEが連携、快適なサイクリングを実現へ

西鉄天神大牟田線と自転車NAVITIMEが手を組む

2025年11月6日から、西日本鉄道株式会社（西鉄）と株式会社ナビタイムジャパンが新たな取り組みを始めます。それは、天神大牟田線の「サイクルトレイン」と自転車専用ナビゲーションアプリ『自転車NAVITIME』との連携です。この連携により、自転車を折りたたむことなくそのまま持ち込める「サイクルトレイン」での移動が、一層便利になります。

便利で効率的なナビゲーション

この新たなサービスの第一段階として、天神大牟田線の運行情報が『自転車NAVITIME』の地図上に表示されるようになります。ユーザーは、運行路線上の電車アイコンをタップするだけで、「サイクルトレイン」を利用できる時間帯や料金、予約方法、また自転車を車両に持ち込むための条件など、詳細情報を簡単に確認できます。この機能により、駅や路線、さらには自転車ルートや近くのサイクリングロードとの位置関係を一目で把握することが可能になります。

自由な移動を促進

自転車と公共交通機関を組み合わせることで、移動の選択肢が増え、広域な計画が立てやすくなることが期待されています。特に、観光や地域活性化に向けた取り組みとして、国土交通省もこの「サイクルトレイン」の利用を推奨しています。全国の各事業者でも導入が進んでおり、公共交通の利用促進に寄与しています。

今後の展望

西鉄はこの連携により、「サイクルトレイン」の認知度を高めるとともに、沿線地域の活性化にも貢献することを目指しています。ナビタイムジャパンは、自転車NAVITIMEを活用し、さらなる機能の拡充を目指しています。これには「サイクルトレイン」以外にも、自転車を持ち込めるバス「サイクルバス」の情報を提供することが含まれています。

自転車NAVITIMEの機能

『自転車NAVITIME』は、自転車専用のナビゲーションアプリであり、坂道を避けたルートやサイクリングロードを優先する検索機能などを提供しています。高低差グラフや走行ログの記録、お気に入り地点の保存など、さまざまな機能を備えているため、初心者から本格的なサイクリストまで幅広い層をサポートしています。

これからのサイクリングライフにおいて、このサービスがどのように役立つのか、期待が高まります。サイクリストにとって、より快適な移動が実現されることでしょう。両社は今後、さらなるサービスの改善や利便性向上に取り組む予定であり、利用者の利便を追求し続けます。