リーフラス株式会社がIPOを成功裏に完了し新たな資金調達へ

リーフラス株式会社が新規株式公開を完了

2025年10月10日、リーフラス株式会社（Nasdaq: LFS）は、子ども向けスポーツスクールおよび部活動支援事業を展開する企業として、1,250,000株の米国預託証券（ADS）の新規株式公開を無事に完了したと発表しました。本公募で設定された公募価格は1ADSあたり4米ドルで、これによりリーフラスは引受割引や関連費用を控除した上で、約5百万米ドルの資金を調達したことになります。さらに、引受証券会社には、最大187,500株のADSを追加購入するオプション権も付与されています。

IPOの背景と目的

リーフラスは、子ども向けのスポーツ教育において業界内でのシェアを拡大するために、本資金を利用する計画です。具体的には、以下のような活動に資金を活用する予定です：

1. スポーツスクール事業の拡大
- 正社員人材への投資を通じ、市場での競争力を高めることが狙いです。
- 新しいスポーツ施設の確保や、スクールアシスタントのパートタイム雇用などが含まれます。

2. ソーシャル事業の拡大
- 地域のニーズに応じたスポーツ指導者を派遣するための体制を整え、より多くの子どもに運動の機会を提供します。
- 時間的制約のある人々にパートタイムでの雇用を提供し、地元コミュニティとの関係を強化。

3. 運転資金への充当
- 日々の運営を円滑に行うため、運転資金への投資も重要です。

IPOの完了と今後の展望

リーフラスの今後について、これまでの成功した運営を基にさらなる成長を目指しています。本公募を通じて得た資金は、事業拡大に向けた基盤をより強固にするために活用されます。

本件に関連して、代表的な引受業者Kingswood Capital Partners, LLCが進行役を務めました。また、法的アドバイザーにはHunter Taubman Fischer & Li LLC、引受会社Kingswoodの法律顧問にはLoeb & Loeb LLPが任命されています。

IPOに関する詳細情報は、米国証券取引委員会（SEC）のウェブサイトで確認できるほか、Kingswoodを通じて目論見書を入手することが可能です。

リーフラスのビジョン

リーフラスは、東京を拠点に、子ども向けのスポーツスクールやイベントの運営を行い、その理念は「認めて、褒めて、励まし、勇気づける」に基づいています。このアプローチにより、非認知能力の育成を重視し、心身の健康を支える指導スタイルを実践しています。会員数やスクール数においても日本最大級の実績を誇ります。

スポーツ教育の提供を通じて、地域社会に貢献し、幅広い年齢層の子どもたちへ身体的健康と社会的包摂を促進するリーフラスの取り組みは、今後も注目され続けることでしょう。