舞台『東京リベンジャーズーThe LAST LEAP―』、奇跡のプレビュー公演が開幕！

舞台『東京リベンジャーズーThe LAST LEAP―』、無事にプレビュー公演を開幕！

和久井健原作の人気漫画『東京卍リベンジャーズ』の舞台版、シリーズ第5弾となる『東京リベンジャーズーThe LAST LEAP―』が、プレビュー公演を迎えました。この公演は、2021年に始まった「東京リベンジャーズ」シリーズの最終作として位置付けられています。

当初は通常公演の予定でしたが、6月21日には運送会社による事故が発生し、衣装や舞台装置が全焼する事態に。急遽プレビュー公演は26日のみの上演に変更されましたが、そんな困難をものともせず、全キャストとスタッフが一丸となり、熱い演技を披露しました。

舞台は2024年の第4弾“天竺編”の結末と繋がる物語が展開され、東京卍會の総長・マイキー不在という厳しい状況の中、主人公・花垣武道が仲間と共に抗争に挑みます。オープニングの激しいアクションと共に、各キャラクターが持つ背景や感情が丁寧に描かれ、観客の心を掴みました。

演出家・伊勢直弘氏が直前に語った通り、演出プランの変更があったにも関わらず、その影響を全く感じさせない完成度と舞台の流れに、観客は魅了されました。可動式のセットを用いた場面転換や、全身を使ったアクションが妙な迫力を生み、ストーリー展開もキャラクターたちのバックボーンをしっかりと表現しています。

特に東卍を追い詰める天竺の総長・黒川イザナ役の北村諒は、冷酷さと複雑な人間性を見事に表現し、観客の視線を奪いました。物語の中で展開される人間模様がドラマティックに描かれ、終盤に向けて感情が高まります。

プレビュー公演の後、観客は鳴りやまない拍手とスタンディングオベーションでキャストたちのパフォーマンスに答えました。主要キャストである木津つばさは、開幕の感想として「幕が開きましたね」と語り、スタッフや関係者に感謝の言葉を述べました。また「大阪公演、横浜公演でも全力を尽くしますので、最後まで応援していただけるとうれしいです」と力強く締めくくりました。

舞台『東京リベンジャーズ－The LAST LEAP－』は、6月29日までCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホール、そして7月3日から10日までKAAT神奈川芸術劇場で上演されます。加えて、公式HPには詳細な情報が掲載されており、チケットの購入も可能です。ファンの皆さんはぜひ劇場に足を運び、この熱い戦いを目撃してほしいと思います。