蔵王山クリーン作戦
2025-06-09 18:02:01

髙梨沙羅が自然を守る!蔵王山クリーン作戦の魅力とは

髙梨沙羅が自然を守る!



2023年6月7日、スキージャンプの星、髙梨沙羅が発起人となり、蔵王山で「第51回蔵王山クリーン作戦」を開催しました。このプロジェクトは彼女の「JUMP for The Earth PROJECT」活動第六弾であり、次世代にウインタースポーツの楽しさを伝えるための重要な取り組みです。

蔵王山の特別な意味



蔵王山は髙梨選手にとって、競技人生を決定づける場所ともいえる特別な地です。2012年に行われたW杯で初優勝を果たし、以来この地でのスキージャンプは彼女のアイデンティティの一部となっています。この美しい山々を未来の世代が楽しめるように保つため、クリーンアクションが実施されました。

今年で3回目となるこのイベントは、親子連れを中心におよそ100名が参加。約2kmのトレッキングをしながら、自然の美しさを肌で感じつつ、ごみ拾いを行い、なんと80kgものごみを集めました。参加者からは「普段自然に触れる機会が少ない中で、親子で貴重な体験ができた。」との声も寄せられました。

環境の未来を語るトークショー



イベントの中では、髙梨選手をはじめ、元サッカー日本女子代表の近賀ゆかりさん、元バレーボール日本女子代表の佐藤美弥さんも参加し、「スポーツから考える環境アクション」をテーマにしたトークショーが行われました。髙梨選手は、雪不足の影響で競技の実施が困難になっている現状に危機感を表し、「小さな行動の積み重ねが未来に繋がる」と話しました。近賀さんや佐藤さんもそれぞれの立場から環境問題について語り、参加者に行動の大切さを伝えました。

樹氷と環境保全の重要性



また、樹氷に詳しい土門直子さんによるトークも行われ、この貴重な自然がどのように形成され、また現在どのような影響を受けているかについての理解を深めました。「樹氷クイズ大会」やじゃんけん大会も盛り上がり、参加者同士の交流を深める機会にもなりました。さらに、昨年も好評を博した「マイボトルバー」では、持参したマイボトルでドリンクを無料提供し、使い捨てプラスチック削減の重要性も訴えました。

未来に向けたメッセージ



髙梨沙羅選手は、自然と触れ合い、環境問題を考えるこの経験が参加者たちの暮らしの中で意識を高めるきっかけとなることを期待しています。彼女曰く「日本には世界に誇れる自然が数多くある。この豊かさを次世代に引き継ぐためには、今できることを一人ひとりが意識し行動することが大切です」とのこと。

今回の「第51回蔵王山クリーン作戦」は、単なる環境保全活動に留まらず、地域の人々が参加し、共に学び、次の世代へ自然を守る重要性を伝える素晴らしい機会となりました。このような活動を通じて、私たちもまた小さな一歩を踏み出していくことが求められています。


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