志村さんとの思い出を語るマキタスポーツが大阪でおっさんぽ！

最近のテレビ大阪の人気番組『おっさんぽ』。大阪の南森町で、メッセンジャーの黒田有さん、チュートリアルの福田充徳さん、そしてマキタスポーツさんの3人が織りなすトークバラエティは、クセの強い大阪人たちの魅力がふんだんに詰まっています。今回は特別に「天神祭直前SP」と題して、大阪天満宮を中心にお散歩を展開しました。

天神祭は1000年以上の歴史を誇る日本の三大祭りの一つで、訪れる人々の心を掴んで離しません。番組の冒頭では、黒田さんが司会を務める「天神祭生中継」の告知も行われ、彼の大阪天満宮初訪問がユーモラスに描かれました。さすがのトーク力を発揮しつつ、まずは御本殿でおまいり。その際、学業の神様として名高いこの神社で、諸芸上達のご利益にもあやかろうとして、「諸芸上達守」と「願い玉」を購入しました。

特に「願い玉」は、梅の形をした的を目指して投げるお守りで、みんなで的を狙って投げるシーンはとても和やかでした。しかし、おっさんたちの力加減があまりにもユニークで、的を外すたびに大声で笑いあって、視聴者の心も掴みました。

次に訪れたのは、「天満切子工房昌榮」。かつてガラス製造が栄えたこの地で、黒田さんはマキタさんに、奥様へのプレゼントに天満切子をタダで。マキタさんは「日頃の感謝を返す」と意気込むも、値段を見てしばし立ち尽くす一幕も。そんな彼のトークには笑いの渦が巻き起こりました。特に、マキタさんがピン芸人としての苦労や過去の相方とのエピソードを語る場面では、彼の強いキャラクターも感じられました。

その後、カフェ「JTRRD（ジェイティード）」に立ち寄り、美人親子が手掛けるアートスムージーを試食。親子の暖かいやり取りと、マキタさんの視点がなぜかしっくり来るのが面白い。このカフェでの別居婚の話題に盛り上がる様子は、まるで身近な友人たちがお酒を酌み交わしているかのような雰囲気でした。

続いて、天神橋筋商店街でお金の話にトークが移ると、黒田さんが結婚相手に求めた条件と共に、金遣いについての持論を展開。面白いのは、彼が奥様との初対面でブランド物好きかどうかを見極めたというエピソード。マキタさんもこの会話に乗り、「うちは二拠点生活だから」と語り、お互いの生活スタイルに共感し合いました。

また、黒田さんが提案したカツオのわら焼きを楽しめる「わら焼き部南森町店」では、マキタさんが苦手とするカツオの話をするものの、酒が進むにつれて彼の心の琴線に触れ始めます。

お酒を飲んでいるうちに、志村けんさんとの思い出が話題に。マキタさんが志村さんにダメ出しをされたエピソードを語ると、福田さんが「深い！」と共感し、黒田さんも自らのエピソードに話を広げていきます。

最後には、マキタさんが黒田さんと福田さんを前にして、感謝の気持ちを込めて「いとしのエリーに乾杯」を披露。彼のピュアな心情と愛情が詰まったパフォーマンスが、番組の締めくくりとなりました。今回のおっさんぽは、ただのお散歩ではなく、人生の深い話題を取り入れた感動的な旅でした。次回も見逃せません！