名古屋のジムが新たに提供する回復力アッププログラムの全容

名古屋市千種区に位置するパーソナルジム「G-tle（ジートル）」が、2026年1月5日より科学に基づいた新しい「回復力アッププログラム」を開始することを発表しました。このプログラムは、血管反応性（体積弾性率）を評価する非侵襲型計測技術（VEF）と、同ジム独自のトレーニングメソッドを活用して、健康で疲れにくい身体を実現することを目指しています。

G-tleの理念とは

G-tleでは、健康が整っていることがボディメイクやダイエットの効果を最大限に引き出す基盤であると考えています。血流や血管、さらには回復力といった身体の基本的な状態が保たれていなければ、どんなに努力しても効果が出にくく、継続することも難しいからです。このため、プログラムは段階的に提供され、まずは身体の基盤を整え、次に見た目を変えるボディメイクプランへと進む流れが設定されています。

開発の背景

今回のプログラムに組み込まれている血管反応性測定技術（VEF）は、愛知県が進める「知の拠点あいち重点研究プロジェクト」に基づいて開発されました。この研究プロジェクトは、産学行政の協力によって進められ、健康寿命の延伸を目指す重要な試みの一部となっています。また、この技術はSDGsの持続可能な開発目標にも関連したテーマとして評価されています。

血管の健康の重要性

血管は全身に酸素や栄養を運ぶ重要なインフラであり、血管のしなやかさが失われると疲れやすさやむくみ、冷え性といったさまざまな身体の不調が現れます。これらの老化サインは、血管機能に密接に関連していることが判明しており、特に動脈硬化の進行は心疾患や脳血管疾患などの重大な健康リスクを引き起こす要因となるため、早期にその状態を把握することが重要です。

G-tleのアプローチ

G-tleでは、従来の医療機関では行われることが多いPWVやCAVIと関連性が学術的に確認された「血管のしなやかさ」を、12分間で手軽に測定できるシステムを導入しています。この測定は非侵襲型で、血管の状態を簡単に理解できるため、健康診断では測れない予防目的の検査として非常に便利です。

プログラムの構成

プログラムは、以下の3つの方法から成り立っています：

1. RIC（血流リセット：虚血操作）
血管内皮を刺激することで、しなやかさをサポートします。

2. MC（低負荷速筋刺激）
体重をかけずに速筋を動員し、血流循環を促進します。

3. G-tle独自メソッド
呼吸法や体幹コントロール、可動域の改善、姿勢の最適化など、血流改善に向けたトータルアプローチを行います。