彼の新たな挑戦「Ice Brave」
2024年5月、宇野昌磨は21年間にわたる競技者生活に終止符を打ち、「未練は全くない」と微笑みながら次のステージへと歩み出しました。オリンピックでの連続メダル獲得や世界選手権の連覇、全日本選手権での驚異的な成績を残した宇野は、フィギュアスケート界において確固たる地位を築いてきた存在です。
このたび、彼の新たな挑戦が始まります。それは、自らのアイスショーをプロデュースするというもの。現役時代から数々のアイスショーに出場し、座長としても活躍してきた宇野が、自らの理想を実現する瞬間がやって来たのです。
アイスショーの内容
「Ice Brave」というタイトルのアイスショーでは、宇野自身がすべての制作に関わり、ゼロからプログラムを作り上げています。特筆すべきは、楽曲がほぼ全て彼の現役時代に滑った曲で構成されている点。かつての振付や表現力を駆使し、クラシックから現代の楽曲まで多彩な音楽ジャンルを取り入れたプログラムは、観客に深い感動を与えることでしょう。
宇野は、自身がオリンピックシーズン中に魅了したプログラムや、一度も再演されることがなかった作品までを再構築し、今の彼だからこそ表現できる姿を見せることを目指しています。共に滑る5名の若きスケーターたちや、宇野の恩師であるステファン・ランビエールもゲストスケーターとして参加し、このショーは一層の魅力を増すことでしょう。
新たな演目ですべてを揺るがす
宇野は、初めてプロデュースする本アイスショーにふさわしい新しい演目も用意しています。これは彼が「いつかやってみたい」と夢見ていたプログラムであり、ショーの中でも特に注目されることでしょう。現役を引退した今だからこそ、自由に演じることができる彼がどのような姿を見せてくれるのか、観客は大きな期待を寄せています。
観客との一体感を強調
「Ice Brave」は、宇野にとって過去、現在、そして未来への挑戦を表現する舞台でもあります。彼は「絶対に見逃してはいけない」と確信しており、観客もその情熱を感じ取ることでしょう。宇野自身が「本当にやりたいことをやりたい」という想いで作り上げたこのショーは、エネルギーに満ち溢れたものとなるに違いありません。
公演は、2025年6月14日(土)から15日(日)までの3公演。場所は愛・地球博記念公園アイススケート場(愛知県長久手市)。開演時間も詳細に設定されており、ファンにとって見逃せないイベントとなることは間違いありません。
観客が声援を送り一体感を感じることができる、そんな「Ice Brave」にぜひ足を運んでみてください。宇野昌磨の新たな挑戦を、共に見届けましょう!