千葉ロッテマリーンズが、2025年7月にZOZOマリンスタジアムで革新的な熱中症対策を導入します。この対策は、小久保製氷冷蔵株式会社とマリーンズとのオフィシャルスポンサー契約を背景に展開されるもので、来場したファンに対して無料で氷を提供するユニークなサービスです。
この取り組みは、特に厳しい夏場の試合を観戦に訪れる方々に向けて考案されました。小久保製氷が提供する「ロックアイスⓇ」を用いた「ロックアイスチャージスポット」が開催され、氷のうを持参した観客に対して、その氷のうに約200gの氷を無料で入れてくれる仕組みです。これによって、熱中症予防やアイシングが必要なファンに、しっかりとしたサポートが提供されます。
具体的には、7月12日(土)と13日(日)の埼玉西武戦を皮切りに、7月と8月に各11試合でもこのサービスが行われます。対象試合にはオリックス戦や福岡ソフトバンク戦も含まれており、観客の熱中症対策を手厚くサポートしていきます。
氷の配布は、試合開始の1時間前から1時間まで行われ、来場者は何度でも利用可能ですが、一回の提供は氷のう一つ分に限られています。また、氷の使用が終わった後の水は、洗面台などに捨てるようお願いされています。これは、会場の美化や衛生面にも配慮したルールです。
さらに、2025年7月11日(金)からはマリーンズストアミュージアム店にて、「BLACK SUMMER WEEK」の特別ロゴ入り氷のうが販売されることも発表されています。このアイテムは、ファンにとって夏の試合をより楽しむための一環として人気を集めそうです。
「ロックアイス」は1973年に創業された小久保製氷冷蔵が生み出した商品で、今年の10月には誕生50周年を迎えます。この氷は、またたく間に様々なアウトドアシーンやパーティー、さらにはアイシングや熱中症対策として定評を得ており、幅広い用途で活用されています。特にスポーツ分野における冷却効果は、多くのアスリートに支持されています。
今回の「熱中症対策パートナー」契約は、小久保製氷が『熱中症予防 声かけプロジェクト』にも加盟し、社会的な責任を果たす活動の一環とも言えます。マリーンズファンはもちろん、すべての来場者にとって、この取り組みは大きな安心感を提供することでしょう。
熱中症の危険が高まる夏の野球観戦時、千葉ロッテマリーンズと小久保製氷のコラボレーションによるこの革新的な試みは、多くの人々に夏を快適に過ごすための新しい選択肢を提供しています。次回の試合に訪れる際は、氷のうを持参して、充実した観戦体験を楽しんでください。