横浜エクセレンスが神戸を相手に魅了した激闘のGREEN DERBY

横浜エクセレンスが魅せた熱いGREEN DERBY

2025-26 B.LEAGUEの第10節、横浜エクセレンスは西地区首位を走る神戸ストークスとの一戦で熱戦を繰り広げました。両チームともに緑を基調としたカラーを持つことから名付けられた「GREEN DERBY」。この試合はチケットが完売し、選手たちもファンの声援を背に受けて戦いました。

Game1の振り返り

初戦のGame1では、横浜エクセレンスが神戸に99-80で敗北。この試合は、続くアウェー戦で見せたトレイ・ボイドIIIの活躍が印象的でした。彼は40得点、17リバウンド、12アシストというトリプルダブルという素晴らしい成績を残し、チームを引っ張る存在として私は個人的に注目しました。

しかし、初戦では出だしは良かったものの、一時は主導権を握られ、1Q終了時点で22-29とビハインドを強いられます。2Qではトレイの得点力が光りましたが、まだ厳しい差がついてしまいました。

輝き続ける選手たち

特に注目したいのは、ザック遼モーアの活躍です。彼はこの試合で3Pシュートを活用し、得点を重ねることでチームにエネルギーをもたらしました。また、神戸戦は強力なライバルということもあり、選手たちにとっては多くの成長の機会に恵まれる場でもありました。この試合を通して、選手たちが様々な局面でのプレーを経験し、これからの成長に大きく寄与することになると感じます。

Game2のドラマ

続いて行われたGame2では、横浜エクセレンスが96-94という大接戦を制しました。満員のアリーナで神戸相手に期待が高まる中、スターティング5を変更した横浜エクセレンスは初めての得点は大橋大空が記録。

1Qでは神戸に押され、13-27という厳しいスタートでしたが、西山達哉のブザービーターとなる3Pシュートが、反撃の火種となります。2Qに入ると、点差は徐々に縮まり、トレイとザックがタフなプレーでチームを支えました。その甲斐あって48-56で前半を終えました。

さらに後半、3Qに突入すると横浜が猛攻を見せ、1:31でトレイの3Pシュートが決まると、61-64と3点差に。期せずして逆転なるかと思いきや、神戸も強力に抵抗。点差は縮めつつもなかなか逆転まで至りませんでした。

結果に繋がる選手たちの意気込み

試合のクライマックスでは、杉山裕介やトレイが得点を重ね、リードを保つ活動を展開。しかし、神戸の抵抗もあって、緊迫した状況の中での試合展開にはファンも手に汗を握る瞬間が広がりました。最終的に横浜エクセレンスが逆転勝利を収めたことは、今シーズンのさらなる飛躍を感じさせるものでした。

試合後の選手コメントでは、トレイが試合を振り返り「みんなの応援が力になり、良いプレーに繋がった」と強調しました。これからもチームの成長を見守り、次の試合に向けて意気込む姿に期待が寄せられます。これからも横浜エクセレンスの活躍に注目です！