ロジャー・ウォーターズのコンサート映画がついに公開！圧巻のライブ体験を映画館で

ロジャー・ウォーターズのコンサート映画が公開！

7月23日（水）より、ロジャー・ウォーターズのコンサート映画『ディス・イズ・ノット・ア・ドリル：ライヴ・フロム・プラハ− ザ・ムービー』がTOHOシネマズ日比谷ほかで全世界同時に公開されます。この映画は、ピンク・フロイドの創設メンバーであり、音楽シーンの巨星であるロジャー・ウォーターズのワールド・ツアーの一環として行われたライブショーを映像化したものです。2023年の5月25日、チェコのプラハにあるO2アリーナでのパフォーマンスが収録されています。

ロジャー・ウォーターズのメッセージと音楽

公開に先立ち、映画から「Is This The Life We Really Want?」という楽曲のライブ映像が披露されました。この曲は、ウォーターズが2017年にリリースした同名のアルバムに収録されており、現代 사회への鋭い批判を込めた歌詞が特徴です。戦争や格差、政治腐敗、私たちの無関心を題材にしており、「これが本当に求めている人生なのか？」という深い問いを投げかけています。この楽曲は、現代におけるプロテスト・ソングとしての位置づけを持ち、彼の芸術的なビジョンを反映させるものです。

映画の見どころ

本作の監督はウォーターズの長年の共同制作パートナーであるショーン・エヴァンスが担当しており、音声もリミックスされ、新たに編集された圧巻の作品となっています。フェアウェル・ツアーとして位置づけられたこのショーは、企業の支配によるディストピア社会を厳しく批判し、「人類の魂をかけた闘いを続けている、全ての人々に捧げる」意義深い作品です。

映画館で、評価を受けたこのライブショーを大迫力の映像と音響で体験できるのは特別な機会です。披露される楽曲は「Us & Them」「Comfortably Numb」「Wish You Were Here」「Is This The Life We Really Want?」など、ピンク・フロイドおよびウォーターズの名曲が20曲以上。最新の楽曲「The Bar」も演奏され、音楽と視覚、哲学的メッセージが融合する感動の体験を提供します。

今後のリリースと特別仕様

映画の公開に合わせて、ライブ音源が2025年8月1日にLegacy Recordingsよりリリースされる予定です。4枚組LPやBlu-Ray、CD、DVD、デジタル音源など、バラエティ豊かな形式で展開され、日本独自の仕様も合わせて発売されます。

映画は“8K”で撮影され、最新の映像技術によって最高峰のクオリティを誇ります。音声は新たにリミックスが施され、全ての感覚を刺激する圧巻の演出が施されています。

ぱりっとした音響での鑑賞環境

特に注目すべきは、１０９シネマズプレミアム新宿で提供されるプレミアムシートで、坂本龍一氏監修の音響システムが搭載されています。これにより、映画の世界に没入できる特別な体験を提供します。

鑑賞料金は一律3200円（税込）となっており、期間限定での上映となりますので、ぜひお見逃しなく。この機会に、ロジャー・ウォーターズの情熱とメッセージを映画館で体験してみてはいかがでしょうか。