豪華浪曲大会2025
2025-07-24 10:56:29

浪曲界の祭典『第58回 豪華浪曲大会 ~一期一芸~』の魅力とは

浪曲界の祭典『第58回 豪華浪曲大会 ~一期一芸~』の魅力とは



日本の伝統的な語り芸の一つ、浪曲。落語や講談と共に「日本三大話芸」とされるこの芸能の一大イベントが、2025年11月28日(金)に中央区立日本橋公会堂で開催されます。タイトルは『第58回 豪華浪曲大会 ~一期一芸~』。今回は人間国宝の京山幸枝若を筆頭に、豪華なラインナップが用意されています。

開催概要


この大会は、昼の部と夜の部に分かれています。昼の部は12時15分開演、夜の部は17時30分開演というスケジュールで、共に愉しめる内容が特徴です。昼の部は「東西至宝競演」、夜の部は「東西若手奮迅」というテーマで、参加者たちがその実力を披露します。開催地は、東京都中央区日本橋でアクセスも便利です。

豪華な出演者陣


昼の部


昼の部では、浪曲界初の人間国宝である京山幸枝若が登場し、代表的な演目を披露します。また、天中軒雲月との競演が楽しみな天才たちが揃っています。特に注目したいのは、103歳の現役曲師、玉川祐子です。彼女の「浪曲コント」は、期待を裏切らないエンターテイメントとなることでしょう。昼の部のプログラムは以下の通りです:

1. 港家小蝶次 - 曲師:伊丹けい子「小猿七之助改心」
2. 京山幸乃 - 曲師:虹 友美「福引き騒動」
3. 三味線大合奏 & 玉川祐子✕玉川太福による「浪曲コント」
4. 澤雪絵 - 曲師:玉川鈴「大山詣り」(脚色:池上勇)
5. 玉川奈々福✕春野恵子 - 曲師:広沢美舟、旭ちぐさ「瞼の母」(作・長谷川伸)
~仲入り~
6. 天中軒雲月 & 京山幸枝若「対談」 - 司会:東家孝太郎
7. 富士琴美「マジック浪曲」
8. 天中軒雲月 - 曲師:沢村博喜「瑶泉院涙の南部坂」(脚本:芦川淳平)
9. 京山幸枝若 - 曲師:虹 友美「左甚五郎伝より一席」

夜の部


夜の部では、真山隼人が歌舞伎や文楽の名作を新たな視点で浪曲化し、最終的には最年少の浪曲師、国本はる乃が自らの力を存分に発揮します。若手のホープたちが次々と繰り広げる奮闘劇に期待が高まります。夜の部のプログラムを少し紹介しましょう:

1. 「先祖の一節さわり集~根多卸し先祖返り~」
2. 東家千春 - 曲師:沢村理緒「花のお江戸の一心太助」(作・中川明徳)
3. 真山隼人 - 曲師:沢村さくら「女殺油地獄」(原作・近松門左衛門 脚色:土居陽児)
~仲入り~
4. 天中軒景友 - 曲師:広沢美舟「黙阿弥維新 ~ある女形への哀歌~」
5. 富士綾那 - 曲師:沢村博喜「だくだく」(脚色:沢村博喜)
6. 国本はる乃 - 曲師:沢村道世「佐倉義民伝 甚兵衛渡し」

チケット情報


チケットは2025年9月27日(土)10時から販売が開始されます。価格は、昼の部が一般4,500円、学生2,500円。夜の部は一般3,500円、学生2,000円。また、通し券も用意されており、一般7,000円で両方の部を観ることができます。会場には限りがあるため、早めの購入をお勧めします!

最後に


浪曲は、その場の雰囲気によって変化する即興性が魅力の一つ。そして、浪曲師と三味線の掛け合いから生まれる感動の瞬間が、この大会では堪能できます。ぜひ、2025年11月28日の『第58回 豪華浪曲大会 ~一期一芸~』に足を運び、その渾身のパフォーマンスを見逃さないでください!


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