LuckyFMの変革
2025-09-01 16:15:19

LuckyFMがAMラジオの運用を休止しFM放送へと大転換

LuckyFMの放送形態の変革



茨城県水戸市に本社を構える株式会社LuckyFM茨城放送は、2026年2月1日をもってAMラジオ放送の運用を休止し、FMラジオへ本格的に転換することを発表しました。これにより、茨城県民やリスナーに新たな放送の形を提供し、より充実したエンターテインメントをお届けすることを目指しています。

AMからFMへの移行の背景



LuckyFMは1963年の開局以来、AMラジオ放送を基本として多くのリスナーに親しまれてきました。しかし、2011年の東日本大震災を境に、ラジオ放送の強靱化を図るため、2015年からFM放送を導入し、同じ番組を並行して放送していました。このたびのAM放送休止は、総務省が施行した特例措置によるもので、AM放送からFM放送への転換が進められています。

昨年、AM放送の土浦および県西の中継局が休止されたのに続き、今回下国井送信所も運用を停止することになりました。このような取り組みは、AM放送の設備が耐用年数に達していることや、FM放送の電波の特性を活かした強化を狙っています。

FM放送の利点と新たな展望



FM放送の最大の利点は、災害に強い放送インフラと、より多くの住民に届く放送範囲です。FMの電波は室内にも届きやすく、より安定した音質でリスナーに提供される理想的なメディア環境を構築しています。さらに、FM放送への一本化により、経営基盤のさらなる強化を果たし、地域密着型の放送局としての使命を全うすることを目指しています。

現在、FM放送のエリア世帯数はAM放送のそれを上回り、全体のカバー率は100%を達成しています。しかし、聴取者の理解を深め、影響を考慮するため、運用休止の告知は2025年9月から行い、実際の休止は2026年2月から始まります。告知期間は5ヶ月、休止期間は8ヶ月に設定されています。

今後の展望



LuckyFMは、ホームページや番組での情報提供を通じて、FM放送へのスムーズな移行を促進する方針です。また、関東1都6県で無料聴取できるインターネットラジオ「radiko」の利用を促進し、より多くのリスナーに新たな放送形態を体験してもらうための施策を展開していきます。地域のニーズに応じた多様なプログラムやイベントも企画し、リスナーの期待に応えつつ、放送局としての役割を果たしていく所存です。

たくさんの方々に愛されてきたLuckyFMが新たな形で生まれ変わる瞬間を、ぜひ楽しみにしていただきたいと思います。詳細はLuckyFMの公式サイトで随時更新されるので、ぜひチェックしてみてください。

【お問い合わせ先】
・技術に関する問い合わせ: 総務インフラ事業部 小野山 (fmtenkan@lucky-ibaraki.com)
・その他の問い合わせ: 報道広報事業部 橋田・安 (pr@lucky-ibaraki.com)


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