廃材活用のゴルフマーカー
2025-12-30 08:52:22

廃材を再利用したゴルフ用ボールマーカー、環境に優しい新たな挑戦

鉄製廃材から生まれるゴルフ用ボールマーカーの挑戦



最近、鉄の廃材を利用してゴルフ用ボールマーカーを製作する革新的なプロジェクトが始まりました。この取り組みは、2025年度に実施されるサーキュラーエコノミー補助事業に採択され、環境保護と資源効率の向上を目指しています。

プロジェクトの背景



当社は、自社製造の四輪車用電動パワーステアリング部品の製造過程で、年間約24トンの端材が発生しています。通常はこれを電炉で溶解し、鉄材として再利用するのですが、その過程で大量のCO2が排出されてしまいます。そこで、端材を利用して別の製品にアップサイクルすることができないかと、次のステップを考えました。

アイデアから商品化へ



製造したスペーサーの端材に目をつけ、求められるサイズ感がゴルフ用のボールマーカーと類似していることを発見しました。このアイデアを基に商品化を進め、埼玉県の産業振興公社に補助事業化支援を申請したところ、無事に採択されました。

この取り組みを支援する公益財団法人内にある『サーキュラーエコノミー推進センター埼玉』は、埼玉県内の企業に対して循環型経済への取り組みをサポートしています。

新たな経済モデルの提案



従来の『作って、使って、捨てる』という線形経済(リニアエコノミー)を見直し、廃棄物を出さないサーキュラーな経済モデルを評価され、このプロジェクトが進展しました。

しかし、鉄材を使用するため防錆処理の必要が出てきます。そのため、加飾処理を行い、防錆と美しさを両立させる方法として、鍍金、塗装、コーティングの3種類を用いる計画です。また、企業ロゴや名前をレーザー彫刻することも可能にし、付加価値を高めます。

市場での位置づけ



現在、国内のゴルフ用品市場は2022年度で3092億円、2023年度は3184億円と右肩上がりで成長しています。2030年までには平均2.6%の成長が見込まれており、私たちの商品はその市場で大きな可能性を秘めていると感じています。

新しい価値の創造



この新しい取り組みは、単にスクラップ処理を行っている金属端材が、全く異なる製品に変わることを示す良い例と考えます。特に『エコプロ2025』に出展し、企業や個人から多くの支持を頂いたことは、さらなる期待を感じさせました。実施したアンケートでは、3日間で101件の回答が寄せられ、その約40%が「使ってみたい」との意見がありました。

未来への展望



東京ビッグサイトで開催された『エコプロ2025』では、当社ブースが多くの来訪者を集め、環境配慮型の金属廃材製ゴルフマーカーが注目されました。今後は、ゴルフマーカーだけでなく、他のゴルフ用品や生活雑貨にも挑戦し、販路を記念品やイベント市場にまで広げていく計画です。

私たちは、このアップサイクルプロジェクトを通じて、環境に配慮した新たなビジネスの形を提案し、さらにその推進を続けていきます。


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