LEXUSがミラノデザインウィーク2025で創造する未来のモビリティ体験

LEXUS、ミラノデザインウィーク2025に出展

LEXUSが2025年のミラノデザインウィークで、革新的なモビリティの可能性を体現する展示を行いました。特に注目されるのは、新世代コクピット操作デバイス「ブラックバタフライ」です。このデバイスはテクノロジーと人間のつながりを強調し、パーソナルな体験価値を創出します。

クリエイティブなコラボレーション

LEXUSは、東京を拠点とするクリエイティブ会社「SIX Inc.」およびデザインスタジオ「STUDEO」と協力し、インスタレーション『A-Un』を発表しました。これは、クルマと人間のコミュニケーションを深化させ、新しい移動体験を提示するものです。

インスタレーションでは、来場者が自らの心拍数に反応する体験を通じて、互いのつながりと新たな可能性を探求します。特に「ブラックバタフライ」は、約35kmの竹の繊維を手編みで製作した3メートルの巨大スクリーンを表現しており、日本の伝統的な技術を称えています。

このインスタレーションは、来場者に新しい世界観を発見させるためのものとなっており、テクノロジーが人間の感情や動きを理解し、共鳴する体験を提供します。

Discover Together：新しい可能性の提示

さらに、「Discover Together」と題したコーナーでは、株式会社バスキュールやノースイースタン大学、LEXUSのインハウスデザイナーたちとともに、さまざまなインタラクティブな作品が展示されます。各作品は「ブラックバタフライ」をテーマに、個々の体験の可能性を拡げる挑戦をしています。

例えば、株式会社バスキュールによる「Earthspective」は、来場者が宇宙との繋がりを意識し、新しい視点から地球を見つめる体験を提供します。また、ノースイースタン大学の「Our Energy Nexus」は、参加者の体温をエネルギーに変換し、地域の大気の改善に寄与するインタラクティブな取り組みを行っています。

LEXUS DESIGN AWARDの展望

LEXUSは、2013年から実施している「LEXUS DESIGN AWARD」をリニューアルし、「LEXUS DESIGN AWARD -Discover Together-」として次世代のクリエイターを支援し、創造性を育む取り組みを強化することを発表しました。このプログラムは、創造的な対話と共創を通じて次の世代の才能を育むことを目的としています。

ミラノデザインウィーク2025において、新しい価値観や視点を持った作品が披露され、参加者にとっても新たな気づきが得られるでしょう。このイベントは、4月13日まで開催され、クリエイティブな未来に向けた重要な一歩となります。