#ダイアナ #Zu々 #ブラジリィー・アン・山田

10周年を迎えた劇団Zu々が贈る新たな挑戦

ズーズ10周年を祝い、記念公演の第2弾として上演された『ダイアナ～それぞれのダイアナ～』。2006年に初演されたこの作品は、これまでに9回の再演を経て、今や劇団の代表作となっています。そして、2025年に向けた新たな形として、伝説の3人芝居としてリアルタイムで映像配信が始まります。

収束する物語の核

この作品は、1957年に発表されたポール・アンカのヒット曲『ダイアナ』の日本語歌詞にインスパイアされており、「君は僕より年上と、まわりの人は言うけれど」という言葉が物語の核となっています。ブラジリィー・アン・山田氏の手によるこの新バージョンでは、過去の改訂版に留まらず、3つのエンディングを持つストーリーが展開されます。舞台美術や照明が一切排除された中、俳優たちが繰り広げる力強い芝居は、観客に深い感慨をもたらすことでしょう。

故事と人間関係の深層

本作はワンシチュエーションに設定され、3人の男女による緊迫感にあふれたパワーゲームが描かれます。休息のない時間の中での「苦笑系喜劇」としての特色を持ち、観客はいつの間にかキャラクターの言葉に自身の経験を投影してしまいます。

17年の時を経て、原作のテーマである「愛することが傷つけることでもある」というメッセージは、より一層明確になり、その表現は演じるキャストの年齢差によってさらに深みを増しています。観客は、自身の恋愛経験と重なる情景を目の当たりにしながら、愛のさまざまな形に触れることができるのです。

映像配信の詳細

映像配信は、9月16日から開始されます。視聴券は単品で3,900円（税込）で、3日間選択した1チームの3本分を視聴可能。全セット視聴券は9,800円（税込）で、10日間で計12本の本編映像と特典映像を楽しむことができます。特典映像では、アフタートークやプレトークも用意され、舞台裏の興奮を味わうことができるのです。

まとめ

『ダイアナ～それぞれのダイアナ～』は、ただのエンターテインメントではなく、深い人間関係や愛の本質について考えさせられる作品です。観劇が難しい方でも、映像配信を通じてその世界に触れるチャンスが広がっています。ぜひ、この機会に自宅でその魅力を体感してみてはいかがでしょうか。

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