ユースの挑戦!
2025-11-12 13:59:52

波に挑むユース世代の挑戦と栄光。全日本ライフセービング選手権記録

波に挑むユース世代の挑戦と栄光



2025年10月4日から5日、静岡県下田市の白浜大浜海岸にて「第17回全日本ユースライフセービング選手権大会」が行われました。波の高いハードなコンディションの中で、若きライフセーバーたちが自らの限界に挑む姿が印象的でした。本大会は、自分との戦いを続けるユース世代の成長を示す場となりました。

大会の舞台



白浜大浜海岸は波が上がりやすく、選手たちにとって厳しい条件が整っていました。大会初日から波が高く、安全面での徹底した説明が行われ、選手たちはレースに臨む中でも幾度か棄権を決断する選手が出るほどです。にもかかわらず、多くの選手がこれまでの練習で培った自信をもってチャレンジし続けました。特に大会の最終日が最も波が高く、参加選手たちの集中力が試された瞬間が幾度もありました。

西浜サーフライフセービングクラブの活躍



そんな中、ひと際光ったのが西浜サーフライフセービングクラブの浜地櫂依選手(U18)です。彼は11月にニュージーランドで開催される世界大会のユース日本代表選手でもあり、スイム、ボード、サーフスキーのすべての種目で多くの活躍を見せました。彼は10月中旬の全日本選手権でも、オープン選手たちと互角に渡り合う力量を証明しています。

オープン選手との違い



通常、オープン選手は専門性が強く、自身の得意種目のみで出場する選手が多いです。しかし、ユース選手は逆に得意分野にこだわらず、オーシャン種目とビーチ種目両方に挑む姿が印象的です。特にU18では、浜地選手と共に高田理世選手(西浜サーフライフセービングクラブ)が注目を集めました。U15では湘南GoldenAgeアカデミーの塚根小夏選手や鎌倉ライフガードの米林志選手、同じく西浜の鴨林夏花選手が両方の分野で好成績を残しました。

表彰台を占めたU15選手



特筆すべきは、U15の選手がU18の種目でも表彰台を独占したことです。若さとパワーを活かし、波を乗り越えて勝利を掴み取る、これがライフセービングの醍醐味です。特にオーシャンとビーチの各種目で、若い選手たちが共に争い、時には大人たちをも凌駕する姿に、未来への期待感が膨らみます。

結果と今後の展望



各選手たちの頑張りが光り、U15の総合優勝は西浜サーフライフセービングクラブ、次いで鎌倉ライフガード、および湘南GoldenAgeアカデミーが続きました。同様に、U18でも西浜サーフライフセービングクラブが見事な成績を収めています。この結果は、海でのトレーニングを積む選手たちの努力が結実した証です。

次回ユース大会は、12月に静岡県で開催されるレスキューシミュレーションを題材としたSERC選手権です。今後の若きライフセーバーたちのさらなる成長が楽しみでなりません。

大会詳細



  • - 大会名:第17回全日本ユースライフセービング選手権大会
  • - 主催:公益財団法人日本ライフセービング協会
  • - 日時:2025年10月4日(土)~5日(日)
  • - 場所:白浜大浜海岸(静岡県下田市)
  • - 参加者数:20チーム247名

各種目の優勝者(U15・U18)



  • - U15の女子サーフレース:鴨林夏花(西浜サーフライフセービングクラブ)
  • - U18の女子サーフレース:橋本香蓮(日本体育大学荏原高等学校)

このような素晴らしい才能たちが、今後どのように成長していくのか、これからも目が離せません。若きライフセーバーたちの挑戦に、ぜひ今後もご注目ください。


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