日本初のビジュアルサーカス『GASHA』が世界へ
現代サーカスの新たな潮流を象徴するCIRQUEWORK(シルクワーク)が、次世代のサーカス作品『GASHA(ガーシャ)』を発表します。この作品は、近未来を舞台にした日本の遊郭をテーマにし、混沌と官能が交錯する美しい世界を描き出します。サーカスの枠を超えた新感覚のパフォーマンスが楽しめるのは、クリエイティブな才能が集まったこのプロジェクトならではです。
CIRQUEWORKとは
福岡市中央区に本拠を置くWORQUES Productions Inc.が手掛けるCIRQUEWORKは、アクロバット、ダンス、音楽、照明、映像を融合させた新たなパフォーマンス体験を提供するサーカスカンパニーです。代表作『YOAH』は先日、エディンバラ・フェスティバル・フリンジで高評価を受け、アデレード・フリンジにおいても二年連続の賞に輝くなど、その影響力を増しています。
GASHAの魅力
『GASHA』は、視覚的かつ感覚的に楽しめる作品です。舞台上には多国籍のアーティストたちが着物を身にまとい、リアルな遊郭の世界観を演出します。照明や音楽も駆使し、デジタルサウンドや鮮やかな映像演出が融合した「美しい混沌」の瞬間を体験できます。この作品では、サーカス技術だけでなく、アートデザインや演出にも注目が集まっており、これまでにない日本発のスタイルが創出されています。
アーティスティック・ディレクション
本作のアーティスティック・ディレクションは、世界的に活躍するエアリアルアーティストの品川瑞木が担当します。彼女は14歳で空中芸を始め、モントリオールの名門サーカス学校で学びました。2019年には世界的なサーカス大会でブロンズ賞を受賞し、さらに注目を浴びました。
海外進出への期待
『GASHA』はフリンジ・ワールドとアデレード・フリンジで2026年1月から3月にかけてワールドプレミアを予定しています。これは、日本のサーカス作品が海外の大型フェスティバルで直接的に観客の前に披露される極めて珍しい機会です。この大規模なパフォーマンスイベントにおいて、CIRQUEWORKは日本の伝統を現代に蘇らせ、また新たな潮流を創り出します。
ツアー公演スケジュール
- - フリンジ・ワールド(パース): 2026年1月21日〜2月15日
- - アデレード・フリンジ(アデレード): 2026年2月20日〜3月22日
最新の公演情報は、CIRQUEWORKの公式ウェブサイトおよびSNSで随時更新されますので、ぜひチェックしてみてください。
クリエイティブチーム
- - アーティスティック・ディレクション: 品川瑞木
- - コンセプトデザイン/プロデュース: 松本一晃
- - テクニカル・ディレクション: Christian Ekren
- - 音楽: Mars
- - 照明: Kelsey Miller
- - 映像: 野口一信
- - グラフィックデザイン: 松尾紀之
- - 衣裳サポート: 上平英代
今後もサーカスの可能性を広げるCIRQUEWORKに期待が寄せられます。国境を越えた国際的なプロジェクトに注目し、新たなエンターテインメント体験をお見逃しなく!