2025年夏、茅ヶ崎でのフットゴルフジュニア大会の魅力
2025年7月29日、神奈川県茅ヶ崎市のGDO茅ヶ崎ゴルフリンクスにて開催された全日本ジュニアフットゴルフツアー2025の第3戦。この大会は、一般社団法人日本フットゴルフ協会が主催し、子供たちにフットゴルフの楽しさを体験してもらうための貴重な機会となります。
フラットなコースが魅力のGDO茅ヶ崎ゴルフリンクス
海沿いに位置するこのコースは、フラットなレイアウトが特徴。参加した選手たちにとっては、刈り込まれた短いフェアウェイと深いラフとの間で距離感を掴むことが試練でした。しかし、その困難さが選手たちの技術を磨いていく要素にもなっているのです。
小学生の部で輝いた井上選手
小学生部門では、湘南ベルマーレサッカースクールに通う小学5年生の井上朔之介選手が優勝を飾りました。前半のフロント9をわずか27打で回り、後半も安定したプレーを見せた井上選手は、最終的に10アンダー58でフィニッシュ。この日、彼は3つのイーグルを記録する圧巻のプレーを披露しました。
優勝コメント
井上選手は「優勝できて良かったです。フットゴルフはサッカーとは異なり、ボールが止まっているので、そう考えると気楽にプレーできました。サッカーにおいても役立てたいです」と嬉しさを語りました。次の試合への意気込みも感じられました。
中学生の部での競り合い
中学生の部では、全日本ジュニアフットゴルフツアー初年度から参加している小林路孝選手が見事に勝利を収めました。彼は、今シーズン既に2連勝を重ねている強敵、大塚恭平選手と、昨シーズンのツアーチャンピオン古田旬之介選手を抑えて、嬉しい初勝利を手にしました。
小林選手のプレー
小林選手は前半を1オーバー35で回ると、後半ではバーディを4つ奪い取る素晴らしいパフォーマンスを発揮。最終的に3アンダー65でフィニッシュし、僅か1打差で古田選手を抑えました。彼もまた「整ったプレーができて嬉しいです。次の大会も上位を目指したい」と抱負を語りました。
次回大会の予告
全日本ジュニアフットゴルフツアーの次回開催は、9月6日に群馬県太田市の鳳凰ゴルフ倶楽部で予定されています。大会概要については、公式ウェブサイトをチェックしてみてください。
フットゴルフの魅力
フットゴルフは、サッカーとゴルフが融合した新しいスポーツであり、サッカーボールを用いてゴルフコースのホールを攻略します。現在でも日本国内239ヶ所で楽しむことができ、多くの若い世代にとって新しい楽しみとなっています。2023年には、フロリダ州オーランドで39カ国から約1,000名が参加して第4回ワールドカップも開催され、ますます注目を集めているスポーツです。
日本フットゴルフ協会の役割
一般社団法人日本フットゴルフ協会は、フットゴルフの普及活動を行い、子供たちの選手育成にも力を入れています。毎大会は、フットゴルフ日本代表経験者がサポートにつき、参加選手たちにとって夢の実現を手助けしています。今後の大会に向けても、選手たちのさらなる活躍が期待されます。