ABEMAが独占インタビュー!
新たなテレビ時代を迎えた「ABEMA(アベマ)」が、ロサンゼルス・ドジャースを率いるデーブ・ロバーツ監督へのエクスクルーシブインタビューを放送しました。昨シーズン、ワールドシリーズの栄冠を手にした名将のオフィスに初めてメディアが潜入したこの機会に、彼の思いやチームの状況が明かされています。
ドジャース監督室の内部を探る
ドジャーススタジアム内に設けられたロバーツ監督のオフィスには、昨年のワールドシリーズ制覇を象徴するトロフィーや、監督自身の趣味を反映したワインセラー、さらにはリーダーシップに関する書籍が並んでいます。特に印象的なのは、日本のウィスキー「響」のボトルで、これはワールドシリーズ勝利のお祝いとして贈られたものとのこと。監督が語るに、このウィスキーはクラブハウスのスタッフからの贈り物でした。
プレッシャーと向き合う翔平選手
大谷翔平選手は5月に月間MVPを受賞し、ドジャースにとっての重要な選手の一人です。ロバーツ監督は「翔平がMVPを獲得したことを聞いて嬉しい」とコメントしつつも、今後のホームラン数についてはやや控えめな見解を示しました。監督は「1か月に15本以上打つのは難しい」とし、翔平選手が低い球を打とうとしすぎている点を指摘。「ストライクゾーンの高い球も狙っていくべき」とアドバイスを送ります。
ライバルに挑む気概
また、ロバーツ監督はサンディエゴ・パドレスとの連戦に対する意気込みも語りました。昨季のポストシーズンで大激戦を繰り広げたチームとの対戦において、監督は「パドレスはドジャースをワールドシリーズ進出の阻止する壁だと考えていると思う」と冷静に分析。対策として、打者に対する球種や投球コースを柔軟に変える必要性を強調しました。
さらに、期待される先発投手の山本由伸についても言及。監督は彼のストレートの制球に焦点を当て、「制球力を取り戻してほしい」と明言しました。その背景には、ストレートが安定していないと、総合的なピッチングにも悪影響が及ぶとの危機感が流れています。
誕生日を祝うサプライズ
番組の最後には、ロバーツ監督の53歳の誕生日を祝うシーンも登場しました。この日はヤンキースに圧勝し、誕生日を勝利で飾った監督は「唯一の願いが叶った」と大満足の様子。視聴者へ向けた笑顔と共に、お祝いのプレゼントとして贈られたゴルフボールを手に大はしゃぎする姿が印象に残ります。
このように、ロバーツ監督の人柄や彼の率いるチームの戦略が垣間見えるインタビューは、今後の試合の行方にも大きな影響を与えることでしょう。全試合の模様は、ぜひABEMAでお楽しみください。