ウイルプラスグループとの新たな取り組み
2025年9月19日、株式会社地主(以下「当社」という)は、ウイルプラスグループから既存店舗3物件の土地を取得したことを発表しました。これは、ウイルプラスホールディングスの100%子会社であるウイルプラスチェッカーモータース株式会社およびウイルプラス帝欧オート株式会社と行った初取引を機に、双方の関係がさらに密接になることを期待されています。
取得の背景
ウイルプラスグループは、日本国内で輸入車ディーラー事業や中古車輸出事業を展開している東証スタンダード市場上場企業です。上述の土地取得は、同グループが所有していた3店舗の土地を、株式会社地主が「土地のセール&リースバック」方式で取得したもので、その総額は約10億円に達します。これは、東京証券取引所が推進する「資本コストや株価を意識した経営」に基づく、テナントのCRE(不動産戦略)戦略の具体化を意味しており、ウイルプラスグループは事業拡大を重視しています。
土地の概要
取得した土地は、以下の3つの店舗に関連しています:
1.
ジャガー・ランドローバー三鷹(東京都三鷹市野崎3丁目)
- 土地面積: 959㎡
2.
ジープ福岡(福岡県博多市博多区麦野3丁目)
- 土地面積: 1,485㎡
3.
ボルボ・カー福岡南(福岡県大野城市御笠川4丁目)
- 土地面積: 2,089㎡
これらの土地はいずれも交通量の多い幹線道路に面しており、転用性が高いため、今後の事業展開に非常に有利な環境が整っています。
事業運営の変革
ウイルプラスグループは、M&Aや新規店舗の出店を通じて事業を拡大する反面、アセットライト経営を推進しています。今回の取り組みによって、当社は「JINUSHIビジネス」として高い評価をいただき、より効率的な土地の資金活用方法としての魅力を引き立てています。特に「土地のセール&リースバック」は、テナントにとって手間のかからない売却手続きを提供し、経営環境を維持したまま成長資金を獲得する機会を提供します。
今後の展望
ウイルプラスグループは、さらなる事業拡大に向けて、この取り組みを通じてCRE戦略の進展と、連続的なM&Aを実現していく意向を表明しています。これにより、今後も地主グループとの連携を深めることで、新たな市場での成長を目指していきます。
取得スケジュール
- - 売買契約締結日: 2025年9月19日
- - 決済・取得日: 2025年10月31日(予定)
このように、ウイルプラスグループとの新たな土地取得は、今後のビジネス拡大に大いに貢献することでしょう。成長を続けるこの企業から目が離せません。