『ワイルド・グレイ』の魅力
2025-01-09 17:33:46

舞台『ワイルド・グレイ』東京公演、見所とキャストの魅力に迫る

2024年1月8日、東京の新国立劇場小劇場で待望のミュージカル『ワイルド・グレイ』が幕を開けました。本作は、オスカー・ワイルドと彼の恋人ロバート・ロス、そしてその親友アルフレッド・ダグラスとの関係を描いた作品です。韓国初演から高い評価を受け、2023年にも再演された人気作が、根本宗子の演出による日本版として上演されることになりました。

この作品では、ロバート・ロスを演じるのが福士誠治と平間壮一の二人。福士は情熱的な感情表現で、ロバートの内面に潜む葛藤を見事に演じます。一方、立石俊樹と廣瀬友祐が演じるオスカー・ワイルドは、そのカリスマ性と美しさを表現する素晴らしい歌声でも客席を魅了します。また、東島京と福山康平がダグラス役を演じることで、彼の傲慢ながらも脆弱な人間性が巧みに描写されます。

本作の魅力は、キャストの個性に加えて、ピアノ、バイオリン、チェロによる生演奏です。これらの楽器による旋律は、物語にさらに深みを与えており、観客は舞台と音楽の一体感に浸れることでしょう。演出の根本宗子が手がける緻密な演出が各キャストの魅力を引き立て、ダブルキャストによって生まれる新たな色合いにも注目です。

東京公演は1月26日まで続き、その後、名古屋や大阪、高崎でもツアー公演が予定されています。特に1月15日に行われるアフタートークショーでは、キャストたちが作品について語る貴重な機会も。観劇後に彼らの視点を知ることができるこのイベントは、ファンにとって見逃せません。

福士誠治は『ワイルド・グレイ』に携わる喜びを語りつつ、物語の切なさを感じながらの演技に臨んでいるとコメントしています。立石俊樹もこの作品の美しさと深みを伝える役を楽しみにしており、東島京は10代最後の作品での特別な思いを述べています。平間壮一は『ワイルド・グレイ』への愛の表現を力強く語り、廣瀬友祐は贅沢な環境での共演を喜んでいます。

さらに、福山康平は新たな挑戦としての本作への意気込みを語り、ロシアの文豪ワイルドの人生を描く中での彼の複雑さを表現することに力を入れています。

新国立劇場小劇場での特別な瞬間をぜひお見逃しなく!4人の役者たちが織りなすドラマと、生演奏による音楽の融合は、あなたの心を打つことでしょう。


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