音楽で描く歌麿の人生
2025-08-01 10:54:22

浮世絵師・喜多川歌麿の情熱と悲哀を描く『歌麿屏風』が上演決定!

浮世絵師・喜多川歌麿の功績を描いた『歌麿屏風』



若獅子会による新たな舞台『歌麿屏風』が、2025年9月19日から21日まで、東京の浅草九劇で上演されることが決定しました。この舞台は、江戸時代を代表する浮世絵師・喜多川歌麿の波乱に満ちた人生を描いたもので、観客を魅了すること間違いなしです。

公演の詳細


本作の上演は、浅草九劇で実施され、演出は笠原章が手掛けます。出演者には、五條珠実や品川恵子をはじめとする実力派が揃っており、その演技力も大きな見どころとなっています。公演スケジュールは、9月19日(金)は17時、20日(土)は12時と17時、21日(日)は12時と16時30分からの2ステージが予定されています。開場は開演の30分前です。

公演は約2時間30分の上演時間となっており、観客はじっくりと歌麿の世界に浸ることができるでしょう。チケットは、前売りで全席指定の5,800円(税込)ですが、カンフェティからの購入で1,000円割引の4,800円(税込)というお得な特典もついています。チケットは現在発売中です。

^1]: [カンフェティ公式サイト

浮世絵師・喜多川歌麿の人生


喜多川歌麿は、平安時代の絵師を父に持ち、浮世絵師としては男性の美を専門としていたことで知られています。彼の作品は多くの人々に愛され、当時の日本の美意識を体現したと言えるでしょう。しかし、充実した人生の裏には多くの苦悩もありました。

舞台『歌麿屏風』では、喜多川歌麿の人生に密接に関わる人々との出会いや別れが描かれます。特に、神秘的な天才絵師・東洲斎写楽との交流や、老獪な画商・蔦屋重三郎との関係が重要なポイントとなっています。また、歌麿の愛する花魁との切ない物語や、長い年月を経て再会する母親との複雑な関係も物語の核を成しています。

なかでも注目すべきは、刺青花魁の顛末で、喜多川歌麿の描く女性たちがどのように彼の心を揺さぶったのか、その心の動きを探求することが、この舞台の大きな魅力となっています。歌麿の個性的な生き様や感情が、浮世絵の背景に浮かび上がってくることでしょう。

若獅子会の魅力


若獅子会は昭和62年に結成され、以来新作や名作の上演を行ってきました。新体制となった今も、日本独自の文化を大切にし、時代劇や現代劇の両方を追求する姿勢を貫いています。故く新しくというテーマのもと、観客の心に訴えかける作品作りを目指しています。

『歌麿屏風』は、まさにその理念が込められた作品です。音楽や演出、演技が一体となり、観客に深いメッセージを伝えることでしょう。浅草九劇で繰り広げられるこの物語、ぜひともその目で直接確認してみてください。


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