Seiko Summer Jazz Camp 2025参加者募集の概要
セイコーグループが特別協賛する「Seiko Summer Jazz Camp 2025」が、2025年8月11日から15日の5日間、東京で開催されます。このイベントは、若いジャズミュージシャンたちが世界で通用する技術と知識を身につけるための貴重な機会です。参加者の応募は2024年3月14日から始まり、公式ウェブサイトを通じて行われます。
「Seiko Summer Jazz Camp(SJC)」は、ジャズの本場で名を馳せるトップミュージシャンたちを講師に迎え、専門的なレッスンを提供するプログラムです。これまでに280名もの受講生が参加し、その中にはプロのミュージシャンとして活躍する者も多く存在しています。2025年のテーマは「
Legacy and innovation are rooted in tradition」。ジャズの伝統を学ぶことが、新しい音楽を生み出す基盤となると考えられています。
講師は国際的に活躍する一流ジャズミュージシャンたち
今回のキャンプでは、著名な講師陣が集結します。特に、トロンボーン奏者として名を馳せ、2度のグラミー賞を受賞した
マイケル・ディーズ氏が主任講師を務めます。彼はミシガン州立大学において指導者としても活躍しており、受講生は彼から直接ジャズの技術や理論を学ぶことができます。その他の講師には、ベースの
中村恭士、ドラムスの
クインシー・デイヴィス、ピアノの
ダン・ニマー、ギターの
ジョセリン・グールドなど、多数の一流アーティストが名を連ねています。
豊富なレッスンプログラム
5日間のプログラムは、受講生が自身の楽器に特化したレッスンを受けられる「楽器別マスタークラス」、クラスごとに編成し課題曲に取り組む「スモールアンサンブルクラス」、そして最終的な発表会に向けた準備を行う「ビッグバンドクラス」など、多岐にわたります。また、全受講生対象の「作曲・アレンジメントクラス」や、ジャズに対する学びを深める「マスタークラス」も用意されています。これらのプログラムを通じ、参加者は基礎から応用に至るまでの多様な技術を体得できます。
最優秀賞にノースカロライナ州留学のチャンスが!
キャンプの最終日にはガラコンサートが行われ、受講生たちの成果発表が行われます。この中で、最優秀賞に選ばれた1名には「Jazz Institute at Brevard Music Center」への参加権が贈呈される他、飛行機代や滞在費を含む学費も支援されます。これは、アメリカのジャズ界に触れる貴重な機会となるでしょう。
参加条件と募集概要
「Seiko Summer Jazz Camp 2025」の参加には、ピアノ、ベース、ドラム、ギター、トランペット、トロンボーン、サックス、ボーカルなどの楽器別に募集され、各パートごとに5名の枠があります。応募資格は、日本に居住する16歳から25歳までの方で、全日程に参加できることが条件です。
応募方法は、公式ウェブサイトからのオンライン受付のみとなっており、参加費は無料です。結果は2025年6月10日に発表され、合格者には6月17日までに参加の意思を確認する必要があります。
多くのジャズ愛好者やトッププレーヤーたちが集まるこのイベントに参加し、次代の日本ジャズシーンを盛り上げていく機会をぜひ掴んでください。