ヨーヨーの国際大会、チェコで華々しい結果を収める
2025年8月7日から10日まで、チェコのプラハで開催された「WORLD YOYO CONTEST 2025」には、287名の選手が世界各地から参加しました。この大会は、国際ヨーヨー連盟(IYYF)によって主催され、音楽に合わせて演技を披露し、技術とパフォーマンスが評価されるフリースタイル競技です。今回の大会は、過去最多となる40カ国以上から競技者が集まり、約1,500名の観客がそのスタートを見守りました。
日本勢の圧倒的なパフォーマンス
日本選手は、全6部門のうち5部門で優勝する圧倒的な成績を収め、世界の頂点に立ちました。
各部門の結果
- 優勝:Mir Kim(韓国)
- 準優勝:Hunter Feuerstein(アメリカ)
- 3位:Chandler Steele(アメリカ)
- 優勝:Arata Imai(日本・大阪)
- 準優勝:Hajime Sakauchi(日本・東京)
- 3位:Yamato Fujiwara(日本・東京)
- 優勝:Hajime Miura(日本・東京)
- 準優勝:Tomoya Kurita(日本・千葉)
- 3位:Minato Furuta(日本・岐阜)
- 優勝:Kaoru Nakamura(日本・神奈川)
- 準優勝:Gunju Eom(韓国)
- 3位:Bin Ge(中国)
- 優勝:Sora Ishikawa(日本・東京)
- 準優勝:Jihoo Lee(韓国)
- 3位:Miggy Hizon(フィリピン)
- グランプリ:Rei Iwakura(日本・愛知)
- エンターテイメントアワード:Rei Iwakura(日本・愛知)
- アーティスティックアワード:Unbound(チェコ)
日本選手は、特に2A、3A、4A、5Aの各部門で安定した成績を残し、中でもRei Iwakuraはアート&パフォーマンス部門において2つの賞を受賞し、見事な演技を披露しました。
会場の雰囲気
大会は「Centrum Cubex Prague」で開催され、観客は興奮の渦に巻き込まれました。選手たちの精彩を放つパフォーマンスに、会場は大きな拍手と歓声が響き渡り、世界中のヨーヨー愛好者が一体感を感じる瞬間が多くありました。
さらに、現地のスタッフたちが支え合い、運営がスムーズに進行。参加者や観客が和やかな雰囲気の中で楽しむ様子が印象的でした。
次回大会は兵庫県姫路で開催
来年、2026年の「WORLD YOYO CONTEST」は、兵庫県姫路市の「アクリエひめじ」にて、8月13日から16日まで開催されます。姫路市は、昨年の大会を開催したプラハと姉妹城の関係を結び、より深い繋がりのある地域での開催が決まっています。
このように、世界大会は毎年進化を続け、日本勢はその中心で躍動し続けています。来年もさらなる盛り上がりが期待されています。