音楽配信売上11年連続増加
2025-03-03 13:46:18

2024年音楽配信売上が11年連続増加を達成!その詳細に迫る

2024年音楽配信売上が11年連続増加を達成!その詳細に迫る



2024年第4四半期の音楽配信売上が発表され、前年同期比で107%の319億円を記録しました。これにより、年間売上は1,233億円となり、前年比で106%の成長を叶えました。この結果、音楽配信売上は2005年の統計開始以来の最高額を3年連続で更新し、なんと11年につながるプラス成長を達成したのです。

ストリーミングが成長の中心


音楽配信全体の売上の91.8%を占めるストリーミングは、前年比で107%増の1,132億円という驚異的な数字を記録しました。この成長は主にサブスクリプション型サービスによるもので、音楽に対しての需要が高まっていることを象徴しています。在宅時間の増加やデジタル化の進行が影響していると考えられます。

ダウンロード市場との対比


一方で、ダウンロード市場はシングルトラックが57億6,800万円(92%)、アルバムが36億9,800万円(95%)、音楽ビデオが5,500万円(82%)という数字でした。トータルでのダウンロードは95億2,100万円(93%)となっており、ダウンロード市場は徐々に縮小している様子です。

ストリーミングとダウンロードでは明らかに後者の方が縮小しつつあるため、全体の音楽配信売上はストリーミングの存在なくしては成り立たないと言えるでしょう。特にサブスクリプションサービスでは926億200万円(109%)という驚きの数値を示し、広告収入も82億900万円(91%)と引き続き重要な収入源として機能しています。

音楽市場の拡大の背景


2024年の音楽ソフト(オーディオレコードや音楽ビデオ)の生産金額は2,052億円を記録し、音楽配信売上と合わせた合計は3,285億円(前年比97%)に達しました。ストリーミングが成長を続ける一方で、パッケージメディアも34%のシェアを持ち、根強い支持を集めています。音楽市場が多様性を持つことが求められ、ストリーミングだけでなく、物理メディアも注目されています。

2024年以降の展望


今後の音楽市場はさらに進化すると考えられます。デジタル技術が進歩することで、アーティストたちへの新しい収益モデルも生まれつつあります。これにより、より多様なアーティストが活躍できる場が増え、リスナーにとっても新たな発見が続くことでしょう。

音楽業界の未来は明るく、これからも多くの刺激的な楽曲やアーティストたちが登場することが期待されます。音楽ファンは、これからも彼らの活躍を楽しみながら、新しい音楽体験を共有していくことでしょう。


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