映画『EARTHBOUND』:オーランド・ブルームの挑戦
2025年3月14日、日本初となる映画『EARTHBOUND」が、東京と大阪にて全国上映を制定します。このドキュメンタリー映画は、環境問題をテーマに、プラスチック廃棄物から未来を創り出すための物語を描いています。俳優であり製作総指揮を務めるオーランド・ブルームが、この作品を通して届けたいメッセージとは何でしょうか。
NPO法人ハミングバードの活動
本映画の日本上映を支えるNPO法人ハミングバードは、クラウドファンディングを通じて多くの支援を受けています。2024年12月から2025年1月にかけて行われたクラウドファンディングでは、目標金額を大幅に超える15,245万円もの支援が集まりました。この資金は、映画の上映準備や日本語翻訳などに使われる予定です。
特に印象的な出来事は、2025年2月に開催された上映試写会と報道発表会です。多くの支援者や報道関係者が集まり、映画制作に込めた想いを共有しました。特に、プロデューサーの永野舞麻さんと荻原桃子さんのスピーチに感動が広がり、松井玲奈さんを招いたトークショーも盛況でした。視聴者の心に響く、「環境問題も日常の中で考えられる」という松井さんの言葉が印象深かったです。
上映劇場情報
映画『EARTHBOUND』は、東京の下北沢トリウッドと大阪の第七藝術劇場で上映されます。東京会場では、2025年3月14日から20日まで、大阪会場では15日から21日までの上映が予定されています。一般観覧料は大人が1,000円、18歳以下は500円と手頃な価格設定です。
映画のメッセージ
『EARTHBOUND』は、環境問題に悩む多くの人々に向けた勇気のメッセージを届けたいと願っています。この作品は、状況を悲観するのではなく、できることから行動を起こすことの重要性を一人ひとりに問い掛けます。「私にも何かできるかもしれない」という希望を与えてくれる物語です。
環境問題は深刻な課題ですが、映画を通じて個々の行動の大切さを感じてもらえればと考えています。まさに、ハミングバードの名に込められた、「大きな変化のために、まずは小さな行動から」を伝えることがこの映画の根底にあるのです。
今後の展開
NPO法人ハミングバードにとって、この映画の日本上映は新たなスタート地点です。教育機関や地域の団体への啓発活動を通じて、より多くの人々にこのストーリーを届け、環境問題に対する意識を高めていく計画を持っています。また、映画から得られる気づきをもとに、社会全体で問題解決に向けた行動を促すことを目指しています。
この映画を観ることで、私たちの未来に何ができるのか、どのようにアクションを起こせるのかを考えるきっかけになるでしょう。ぜひ劇場でその目撃者になってください。その力は、私たち一人ひとりの手の中にあります。