JTBと日本ゴールボール協会がパートナーシップを結成
この度、一般社団法人日本ゴールボール協会(以下、JGA)は、株式会社JTB(以下、JTB)との間でオフィシャル・トータル・サポーター契約を締結したことを発表しました。この提携は、障害者スポーツとしてのゴールボールの普及と発展に寄与することを目的としており、両者の強みを活かした取り組みが期待されています。
1. JTBの取り組みと背景
JTBは、スポーツの価値を「みる」「する」「ささえる」の三つの要素から捉え、それを広めるための活動をし続けています。創業から100年以上を誇るこの企業は、多くの人々に感動と思い出を提供するため、幅広い事業領域で活動を行っています。スポーツマーケティング事業部の事業部長である加倉井良多氏は、今回の契約を通じて、ゴールボールの魅力を多くの人に伝えることを目指していると述べています。
2. 日本ゴールボール協会の役割
JGAは、視覚に障害のある方々を中心に活動するゴールボール競技の推進を行っている団体であり、今年30周年を迎えたという節目の年にJTBとの提携を実現しました。会長の梶本美智子氏は、このサポートを通じて、多くの人々がゴールボールを楽しめる環境を整えることに全力を尽くす考えを示しています。特に、「ユニバーサルスポーツ」としてのゴールボールの発展に貢献することが期待されています。
3. 提携の意義
この契約を結ぶことにより、JTBはゴールボール選手やその関係者、さらには応援してくれるファンに対して、より豊かで感動的な体験を提供することが可能になります。加倉井氏は、「これからも積極的にサポートし、ゴールボールの魅力を広めていきたい」と強調しています。
4. 日本全国での活動
JGAは、ゴールボール競技の普及に向けた多様な活動を展開しています。具体的には、ゴールボール大会の開催や、日本代表チーム「オリオンJAPAN」の強化合宿、国際大会への派遣などが行われています。また、体験会や講演会を通じてもその魅力を広めています。
5. 最後に
JTBと日本ゴールボール協会が組んだこの新たな取り組みが、今後どのような形でゴールボール競技を発展させ、多くの人々に喜ばれるのか、非常に楽しみです。スポーツを通じた認識と理解を深めることは、共生社会の実現に向けた力強い一歩であるといえるでしょう。