鈴木拡樹ら豪華キャストによる舞台『マイホームヒーロー』が2025年に上演決定

舞台『マイホームヒーロー』

2025年11月、注目の舞台『マイホームヒーロー』が上演されることが決まりました。本作は、2017年から2024年まで「ヤングマガジン」（講談社）で連載され、原作・山川直輝、作画・朝基まさしによる人気マンガを基にしています。ジャンルとしてはジェットコースター・クライム・サスペンスで、観客を引き込むこと間違いなしの作品です。

豪華キャスト

舞台の主人公・鳥栖哲雄役には、舞台『刀剣乱舞』で大活躍中の鈴木拡樹が選ばれました。彼は舞台上での存在感と演技力が高く評価されています。哲雄の相手役である狂気を秘めた青年・間島恭一役には、阪本奨悟が抜擢。『鬼滅の刃』など多くの作品での主演実績を持つ彼は、舞台に新たな魅力をもたらします。また、哲雄の妻役には元宝塚のスター・天華えまが起用され、娘役の佐當友莉亜も若手では注目の存在です。

他にも、凄腕の詐欺師役として久保田秀敏、半グレ組織のリーダー役には高木俊がキャスティングされています。さらに、舞台の演出を手がけるのは加古臨王で、彼の独自の視点から紡がれる物語が期待されています。

物語の舞台

舞台『マイホームヒーロー』の概要を簡単にお伝えします。物語は47歳のしがない会社員・鳥栖哲雄が、愛する妻と共に過ごす日常からスタートします。しかし、思春期の娘・零花の彼氏が暴力的な過去を持ち、家族の平穏が脅かされることとなります。
鳥栖は「零花だけは守りたい」と決意し、裏社会の厳しい現実に立ち向かっていくことになります。この道は、命を賭けた壮絶な闘いへと繋がっていきます。

演出家の思い

加古臨王は、作品の演出にあたるにあたり、原作と出会った瞬間の興奮を語っています。彼が心を打たれたセリフ「父は、家族のために人を殺した」に込められた深い意味を、演劇で表現することに挑戦することにしています。「愛のために犯した罪は、赦されるのか」というテーマを追求することで、観客に考えさせる力を持たせています。