Hyundai Motorが発表した新型水素SUV「NEXO」
2025年4月3日、Hyundai Motor Companyが韓国のソウルモビリティショーで新型水素電気自動車(FCEV)「NEXO」を正式に発表しました。このモデルは、水素モビリティ時代における重要な一歩となることが期待されています。
新型NEXOは、5分の充電で700km以上の航続距離を実現し、従来の電気自動車を凌駕する性能を発揮します。特に、テールパイプ排出ゼロを実現した先進的な燃料電池技術により、環境にも優しい選択肢として注目されています。さらに、デザインや安全性にも磨きをかけ、乗る人すべてに安心感を提供します。
エクステリアとインテリアも進化
新型NEXOは、Hyundaiの新しいデザイン哲学「アート・オブ・スティール」を反映させており、力強さと洗練された美しさを兼ね備えています。大胆なラインと無骨な造形は、都市生活とアウトドア活動の両方に調和し、様々なライフスタイルに適応するデザインとなっています。
夜間には「HTWO」ランプが自車の存在感を高め、Hyundaiブランドのアイデンティティを確立します。また、選べる6色のボディカラーは、韓国の自然や文化から影響を受けた美しい仕上がりを持ちます。
車内は広々とした空間で設計されており、贅沢感を感じさせるソフトな素材が使用されています。特に1列目のリラックスシートは、快適さを重視し、レッグレストやベンチレーション機能も搭載。さらに、スマートな収納ソリューションも豊富で、旅の途中でも快適な居住性を確保しています。
安全性能と運転支援機能
安全面においても新型NEXOは抜かりがなく、先進的な運転支援システムと高い衝突安全機能が搭載されています。これにより、ドライバーと乗員に包括的な保護を提供し、安心して運転できる環境を整えます。
持続可能な未来への取り組み
Hyundai Motorは、FCEVインフラの拡大を目指し、持続可能なモビリティを実現するための努力を続けています。新型NEXOの発売は、同社が水素モビリティ分野におけるリーダーシップをさらに強化する大きな一歩となるでしょう。
まとめ
新型NEXOは、環境にやさしい選択肢としてはもちろん、デザイン、技術、安全性という点においても優れた性能を持つミッドサイズSUVとなっています。Hyundai Motorの新しい挑戦が、未来のモビリティを一歩先に進めることを期待しています。販売は今年後半を予定しており、ますます多くの人々が体験できる日が待ち遠しいです。