SKE48特別防犯支援官、特殊詐欺対策に立ち上がる
2025年1月16日、愛知県名古屋市のサンシャインサカエにて、特別防犯イベントが開催されました。このイベントには、SKE48の熊崎春香さんと浅井裕華さんが特別防犯支援官として登壇し、愛知県警公式アプリ「アイチポリス」を利用した特殊詐欺対策の重要性を訴えました。
特殊詐欺の現状と「SOS47」プロジェクトの背景
日本各地で問題視されている特殊詐欺は、非常に巧妙で多様な手口を用いて被害を拡大させています。このような犯罪行為から人々を守るため、2018年より「ストップ・オレオレ詐欺47〜家族の絆作戦〜」(SOS47)プロジェクトチームが全国の47都道府県警察と協力し、被害防止策について広報を行っています。熊崎支援官と浅井支援官は、この活動に積極的に参加し、特に若い世代やその家族に向けての啓発活動に力を入れています。
「アイチポリス」で安全を守る
今回のイベントは、アイチポリスの累計10万ダウンロードを記念したもので、出席者はアプリを通じて特殊詐欺に関する様々な情報を得ることができました。「アイチポリス」には、電話がかかってきた場所や内容をマップ上で確認できる「マップ」機能や、被害手口別の統計情報を表示する「統計」機能が搭載されています。これにより、ユーザーは身近な特殊詐欺の実態を理解し、より具体的な対策を考えることができます。
アプリには、日々の防犯情報を配信する機能もあり、例えば「特殊詐欺被害を防ぐための国際電話の利用休止申込」など、実生活に直結した情報が満載です。熊崎支援官は、「このアプリを使うことで特殊詐欺が自分事として感じられる」と語り、アプリの活用を呼びかけました。
参加者へのメッセージ
イベントに参加した皆さんに対し、浅井支援官は「今日学んだ情報を、是非周りの方にも伝えていきたい」と意気込みを示しました。自身の安全だけでなく、家族や友人を守るために、今後も「アイチポリス」を利用し続けることが大切です。また、国際電話不取扱受付センターの番号(0120-210364)を紹介し、万が一の時にも冷静に対応できるよう準備を呼びかけました。
この特別防犯イベントは、若者の犯罪被害を未然に防ぐための重要な一歩となりました。SKE48の二人の活動を通じて、防犯への意識が高まり、少しでも犯罪を減らすことができることを期待しています。今後も地域が連携し、更なる啓発活動が継続されることを願います。