近鉄百貨店「Hoop」2025年リニューアルで新たな発信拠点へ

近鉄百貨店「Hoop」の大規模リニューアルが始まる

近鉄百貨店が運営する商業施設「Hoop」が、2025年6月から2026年春にかけてリニューアルオープンすることが決定しました。このリニューアルは、「自分スタイル編集館」というテーマのもと、ファッション、スポーツ、アミューズメントの多様なニーズに応える場として進化を遂げる意向を示しています。特に注目なのは、各階で展開される多くの新規ブランドや移設店舗です。

新たな顔を持つ「Hoop」

リニューアルの第一弾は、2025年6月から7月にかけて行われ、1階の商業スペースが新たな活気に満ちた場所となる予定です。このフロアでは、人気のスポーツブランド「SALOMON」が新規にオープンし、さらには「New Balance」も新しく加わります。こうした動きは、あべの・天王寺エリアにおけるファッションとスポーツの新たな発信地としての役割を果たすことを目指しています。

1階には、Hoop上層階から移設される「adidas ブランドコアストア」や「Onitsuka Tiger」、さらに「BOSTON CLUB」といった有名ブランドも並びます。また、隣接する「and」から新たに「IL BISONTE」が加わる点にも注目です。これにより、Hoopの1階は多様なスタイルを求める人々にとってのショッピングパラダイスとなることでしょう。

上層階のリニューアルも注目

続く7月以降には、Hoopの上層階に大型スポーツ専門店となる「スーパースポーツゼビオ」やアミューズメント施設もオープン予定です。これにより、大人から子供まで、全世代を楽しませる空間が提供されることになります。この新たな試みは、地域の活性化にも寄与することでしょう。

リニューアル後の「Hoop」は、ただのショッピングモールに留まらず、来訪者が自分のスタイルを見つけられる編集館として機能します。運営者側は、テナントや施設の役割を活かしながら、あべの・天王寺エリア全体が一体となって発展することを期待しています。

「ハルカスタウン」との連携

「Hoop」は、あべのハルカス近鉄本店や、2025年7月に新たにオープン予定の「あべのウェルビーイングテラス」とも連携し、相乗効果を図ります。それぞれの施設が持つ特性を活かし、エリア全体の魅力を高める狙いがあります。「ハルカスタウン」というコンセプトは、地域住民や観光客に新たな価値を提供するものとなるでしょう。

様々なブランドが揃う「Hoop」のリニューアルは、地域にとっても大きな意味を持ちます。この新たな発信拠点がどのように進化していくのか、期待が高まります。