愛知県の企業が挑む国際競馬の舞台、ゴートゥファーストがフランスGⅠムーランドロンシャン賞へ

愛知の企業、「住まいのグループ」が挑戦する国際競馬

愛知県名古屋市に本社を構える住まいのグループ株式会社が、注目の競走馬「ゴートゥファースト」を引き連れ、2025年9月7日にフランス・パリロンシャン競馬場で開催されるムーランドロンシャン賞（GⅠ・芝1600m）へ挑戦します。この挑戦は、単なるスポーツイベントではなく、企業のブランド価値や地域経済活性化にもつながる重要な一歩です。

ムーランドロンシャン賞への道のり

ゴートゥファースト（牡5歳）は、8月17日に行われたジャックルマロワ賞（GⅠ・芝1600m）で堂々の5着に好走しました。このレースは、フランス・ドーヴィル競馬場で行われ、海外GⅠ初挑戦にもかかわらず見事な末脚を披露しました。勝ち馬との差もわずかで、日本生産馬の力を証明する重要な結果となりました。

新谷調教師の手応え

新谷功一調教師は、ジャックルマロワ賞の結果を受けて「いい競馬をしてくれたし、次もチャンスはある」と期待を寄せました。芝質やレース質への適応が進むことで更なる上積みが見込めるとのことです。これからの競走に向けた準備が進められています。

代表・後藤の決意

後藤和成代表は、ゴートゥファーストの挑戦について「世界の舞台で戦える力を証明できた大きな成果。結果以上に次戦への光を見た」と語りつつ、ムーランドロンシャン賞への挑戦に強い意欲を示しました。「新しい歴史を刻むべく挑戦を続けます」との信念が見えます。彼は、経営者としても馬主としても『挑戦者であり続ける』ことが重要だと考えています。

番外編：挑戦を企業価値へ

住まいのグループ株式会社は、競馬を通じた挑戦が企業としての価値をも高めると考えています。国際レースには多くの観客が集まり、地域経済や宿泊施設の活用など、ビジネスの展開にもつながっています。また、所有馬の挑戦を通じて、「地域に根差しつつ、世界に挑む企業」という姿を顧客や投資家にアピールし、ブランド価値の向上を目指しています。

ファンとのつながりを大切に

馬主活動を通じて、ファンや顧客との直接的なつながりを大切にし、観戦イベントやコミュニティの形成を進めています。これによって、挑戦を共に楽しむ文化を育むことができ、地域住民やターゲットの信頼を得ることができます。

未来への道

住まいのグループでは、競馬を事業戦略や地域創生に結びつけ、新たな価値を創造していくことに邁進しています。ゴートゥファーストがフランスの地で挑戦を続ける姿は、企業としての挑戦の象徴であり、過去の実績に頼らず未来を見据える姿勢が求められています。これからも、愛知県から世界へ向けた挑戦が続くことでしょう。