NOK株式会社は、持続可能な地域社会のために大切な活動を続けています。特に熊本県で展開している「水田オーナー制度」への協賛は、その一環として注目されています。この制度は、企業や団体が水田をオーナーとして持ち、地域の農家と協力して稲作を行うことで地下水の保全を図る取り組みです。NOK熊本事業場では、2019年からこの活動に参加し、地域貢献を果たしています。
2025年10月11日(土曜日)、NOKの社員やその家族が参加する稲刈りイベントが開かれました。この日の参加者は50人。秋晴れの中、熊本県菊池郡大津町で行われた稲刈りでは、参加者たちが生産者から教わった鎌の扱い方を駆使して、稲を刈り取る喜びを存分に味わいました。収穫を見守る中、多くの参加者は田植えの時期からの期待を胸に、実った稲を感慨深く見つめていました。
開会式では、くまもと地下水財団の古閑仁美氏が挨拶し、地下水保全の重要性に触れました。「水田が地下水の源となることの意義を、参加者の皆さんに実感してほしい」と事業の目的を語り、地域での農業の価値を伝えました。また、稲刈り後には、参加者同士で自然を楽しみ、地域の生産者との交流の場が設けられ、和やかな雰囲気の中で秋を満喫しました。
この「水田オーナー制度」を通じて収穫されたお米は、熊本市のフードバンクや、NOKがオフィシャルパートナーとして支援する「熊本ヴォルターズ」が運営する子ども食堂へと寄付される予定です。これにより、食に困っている地域の子どもたちにも、収穫の恵みが届くことが期待されています。さらに、11月には米作りがどれだけ地下水を育んだかを示す「かん養量証明書」が交付される予定であり、その量は昨年の実績相当の約4,500トンと見込まれています。
毎年、参加者は家族の中から募られ、今年の田植えには55人、稲刈りには50人が選ばれました。参加した社員の一人は、「小学1年生の子どもとともに毎年楽しみにしています。稲を刈り取る姿を通じて、子どもの成長を感じることができます」と、親子で楽しむ姿を語っています。別の参加者は、「初めての稲刈り体験で、貴重な機会でした。息子も楽しみながら稲を刈り取っていて、次回はいつかと待ち遠しい様子です」と、体験の素晴らしさを感じていました。
NOK熊本事業場では、地域環境保全活動にも積極的に取り組んでおり、江津湖の清掃活動や、各種啓発活動を通じて持続可能な地域社会の発展を目指しています。このように、地域との結びつきを強化する活動が、環境保全や地域経済の発展に寄与しています。今後もNOK熊本事業場は、地域の資源を大切にし、新たな価値を創造していくことでしょう。地下水の保全と地域活性化の活動が、これからも多くの方に広がっていくことが期待されます。