圧巻のパフォーマンス！B-Boy harutoとB-Girl CocoaがRed Bull BC One Cypher Japan 2025で初優勝

赤熱のバトル！Red Bull BC One Cypher Japan 2025

2025年8月16日、神奈川県横浜市で開催された「Red Bull BC One Cypher Japan 2025」。この大会は、B-BoyとB-Girlたちによる1on1ブレイキンバトルの国内最高峰とも言えるイベントです。約800人の観客で賑わう中、若き才能が際立つ中でB-Boy haruto（ハルト）とB-Girl Cocoa（ココア）がそれぞれ念願の初優勝を果たしました。

予選を勝ち抜く14名の熱き戦い

大会には全国各地の予選を通過した14名のブレイカーと、18名の招待選手が参加。これまでの戦いで培われたスキルがぶつかり合う中、harutoは昨年の決勝で敗れた相手、B-Boy NORI（ノリ）に再び挑みました。お互いのプライドを賭けた戦いが展開され、注目の一戦となりました。

B-Boy harutoのリベンジ

昨年の悔しさを晴らすべく、harutoは準決勝から準備を重ねて臨みました。決勝では、冷静に自らのスタイルを貫き通し、音楽と一体となったダンスを披露。特に、彼のフットワークは観客の心をつかみました。NORIも多彩なムーブを見せつけ、会場を盛り上げましたが、最後はharutoが見事なコンビネーションで勝利を勝ち取りました。

B-Girl Cocoaの躍進

一方、B-Girl Cocoaはその若さながら独自のスタイルで勝負に挑みました。準決勝で対戦したB-Girl Yasminに対しては、圧倒的なスキルを見せつけ、視線を集める展開に。特に、相手の技に対して素早く独自の返しを繰り出し、技術と表現力のバランスが光る瞬間もありました。Cocoaの勝利は、すでに数々の大会で実績を積んできた彼女にとって、さらなる自信をもたらす結果となりました。

姉妹ブレイカーの意気込み

大会前には、B-Girl AYUとその妹B-Girl Amiがメディアインタビューに登場しました。AYUは「お互いに意見を言い合える姉妹だからこそ、一層成長できる」と話し、さらに「日本ではブレイキンへの関心が高まっており、この大会がその一助となっている」と強調しました。Amiも「楽しむことが大切。それが観客にも伝わりますように」とエールを送りました。

音楽とダンスの融合

大会のオープニングでは、人気ヒップホップアーティストRHYMESTERが登場。国民的アンセム「B-Boyイズム」を激熱のステージで披露し、会場の雰囲気を一層盛り上げました。出演者たちがステージに飛び入り参加する場面では、観客もノリノリでその瞬間を楽しむ様子が印象的でした。

未来に向けて

優勝したharutoとCocoaは、11月に行われる「Red Bull BC One Last Chance Cypher Tokyo 2025」への出場が決定しました。彼らがどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、そして世界大会「Red Bull BC One World Final Tokyo 2025」での活躍が非常に楽しみです。この大会は、ただの競技会ではなく、ブレイキンを通じて多くの人々に感動を与える素晴らしい瞬間が詰まったイベントです。これからの彼らの成長に期待が寄せられています。