土屋圭市が語るSUPER GTの軌跡、待望の新刊『レーシングヒストリー Vol.4』

土屋圭市が語るSUPERT GTの軌跡

2025年6月10日、待望の新刊『土屋圭市レーシングヒストリー Vol.4』が株式会社三栄から発売されます。価格は2300円（税込み）で、各書店やオンラインストアでの購入が可能です。この書籍は、2006年から2024年までのSUPER GTの歴史に焦点を当てています。

ドリキン伝説の全貌

著名なレーシングドライバー、土屋圭市が自らの足跡やエピソードを振り返りながら語るこの一冊。特に、彼が監督及びエグゼクティブアドバイザーとしてチームARTAで経験したレースの軌跡は、ファンにとって見逃せない内容です。著者自身が目の当たりにしてきた数々のレーシングドライバーやエンジニアとの関わりを通じて、彼らの技術や人間性について深く掘り下げています。

登場する選手たちとエピソード

『Vol.4』では、ラルフ・ファーマン、伊藤大輔、新田守男、高木真一、武藤英紀、松浦孝亮、伊沢拓也、小林崇志、野尻智紀、福住仁嶺、大湯都史樹、佐藤蓮、大津弘樹、松下信治といった、多彩なドライバー陣が登場します。土屋圭市が彼らをどう評価し、どんな記憶を持っているのかを知ることで、SUPER GTの舞台裏に迫ることができます。

注目の章立て

本書には特に注目すべき章がいくつかあります。第20章ではARTAが初めてダブルシリーズタイトルを獲得した経緯が詳しく語られ、第21章では革新が進んだHSVとハイブリッド車両のCR-Zが両クラスで優勝した瞬間を振り返ります。

更に、第22章では、NSXのハイブリッドモデルがデビューした背景や、GT300クラスでの方針転換についても触れられています。そして第23章では、未来の有望なドライバーたちを『磨けば光るダイヤモンドの原石』として紹介。これらのストーリーは、ただのレースの話だけでなく、競技を支える人々の努力や情熱が描かれています。