久留米工業大学がアジア・オセアニア剣道選手権で初の快挙を達成
福岡県久留米市に位置する久留米工業大学が、2026年5月30日から31日まで開催された「第1回アジア・オセアニア剣道選手権大会」において、素晴らしい成果を上げました。同大学の剣道部に所属する下川美佳准教授と留学生のイヘバヤル・アルタンゲレルさんが、それぞれ日本代表女子コーチとモンゴル代表選手として活躍しました。
下川准教授の指導と成果
下川美佳准教授は、剣道七段の実力を持ち、日本初の女性剣道八段昇段を目指す指導者です。今回の大会では、日本代表女子チームのコーチとして参加し、見事団体優勝を果たしました。また、個人戦でも上位を独占するなど、圧倒的な成果を支えた結果となります。
下川准教授は大会後、「剣道を通じた国際交流の温かな雰囲気を感じ、来年の世界選手権に向けてさらに精進したい」と語っており、その情熱は国内外の選手たちに活力を与えています。
剣道の新たな可能性
さらに、下川准教授の取り組みは剣道の発展に留まらず、AIを活用した新たな研究構想も進めています。剣道八段を目指す過程での動画分析や、稽古をサポートする機械・アプリ開発などを通じて、剣道界に新たな革新をもたらすことを目指しています。このような取り組みは、久留米工業大学の工学部との連携によって実現に向けて進んでいます。
モンゴル代表・イヘバヤルさんの活躍
モンゴルからの留学生であるイヘバヤル・アルタンゲレルさんは、剣道に八年間取り組んできた腕前を活かし、モンゴル代表として出場しました。日本での自動車技術を学ぶ傍ら、下川准教授の指導を仰ぎながら剣道部の活動に励み、地域の剣道クラブにも参加しています。
大会ではフィリピン代表との初戦で「コテ」を決め、チームの勝利に貢献しました。イヘバヤルさんは「世界各国のレベルを実感し、さらに努力を重ねれば世界選手権への出場も狙える」と意気込みを語っています。これからのさらなる活躍が期待される選手です。
ノスタルジアと未来への挑戦
下川准教授とイヘバヤルさんは、2027年に開催予定の「第20回世界剣道選手権大会」を次なる目標としてすでに活動を開始しています。剣道への情熱を抱く高校生や、工学やAIに興味を持つ学生に向け、久留米工業大学での新たな学びと挑戦を呼びかけています。
このように、久留米工業大学の師弟コンビは、日本とモンゴルの橋渡しをしながら剣道の国際交流を促進し、もはや地元にとどまらない大きな影響を与え続けています。今後の彼らの活動に目が離せません。