最近、1SECが提供するインフルエンサーアサインサービス『HYPE CAST AI』が画期的な目標を達成しました。それは、登録クリエイターの総フォロワー数がなんと1億人を突破したことです。このサービスは、AIと独自のデータベースを掛け合わせることで、最適なインフルエンサーを自動で選定するという革新的なアプローチを採用しています。
HYPE CAST AIの特長
『HYPE CAST AI』のデータベースは、主にInstagramにおいて3万人以上のフォロワーを持つクリエイターを中心に構築されています。しかし、それだけにとどまらず、TikTokやXなど様々なプラットフォームで活躍するクリエイターたちも含まれており、業界特化型のパッケージはビューティー、ファッションに加えて飲食や小売など多岐に広がっています。このように、幅広い広告ニーズに対応できるのもこのサービスの魅力です。
データを駆使したマッチング技術
従来のインフルエンサーマーケティングでは、担当者の直感や表面的な数値が重要視されることが多く、より深いマッチングが難しいという問題がありました。『HYPE CAST AI』はこれを解決し、「共感度」という観点からキャスティングを実現しました。性別や年齢の他、SNSから得られない独自のインサイトデータを100項目以上活用し、精度の高いマッチングが可能になっています。
また、このシステムは、趣味嗜好データや肌質データ、好きな食品データ、愛用ブランドデータなど、様々なユーザーインサイトに基づいています。これにより、特に美容や飲食分野での最適なマッチングが実現されています。
実証結果と今後の展開
2025年4月から9月にかけて実施された20件のキャンペーンでは、『HYPE CAST AI』を利用した場合、全指標での成果向上が確認されました。具体的には、平均エンゲージメント率が39%向上し、再生数も31%増加したことが報告されています。このように、システムを導入したキャンペーンは、従来の人手による選定と比較しても顕著な効果を上げているのです。
さらに、今後はインバウンドをターゲットにした商品サービスやグローバル市場への展開を計画しています。タレントとの連携を深め、AIを駆使したインフルエンサーマーケティングの推進も行っていきます。また、自社のファンプラットフォーム『PEEEPS』利用者とのデータ連携を強化し、コミュニティマーケティングを進めるとのことです。
PEEPSとは
『PEEEPS』は、クリエイターや個人がサブスクリプション型のコミュニティサイトを簡単に立ち上げられるノーコードプラットフォームです。動画やブログ配信、会員限定SNS、ECショップ機能など、多様な機能を無償で提供。ブロックチェーン技術を活用し、ファンダム・エコノミーの基盤を構築することを目指しています。
まとめ
『HYPE CAST AI』の成功は、AIとデータを駆使した革新的なアプローチによって成し遂げられました。今後の展開にも期待が寄せられ、デジタルマーケティングの新しい形を示していくことでしょう。1SECが展開するこのサービスが、さらなるクリエイターやブランドに影響を与える日が待ち遠しいです。