レッドボックス設立
2026-07-22 15:35:03

女性の健康データ活用を目指す新たな一歩『レッドボックス株式会社』設立

レッドボックス株式会社設立のお知らせ



NPO法人レッドボックスジャパン(東京都渋谷区、代表理事:尾熊 栞奈)が、女性の健康データを社会インフラとして活用する目的で、新たに『レッドボックス株式会社』を設立しました。この新会社は、女性支援を目的としたネットワークを基盤に、バイオ・AI解析の専門家と連携し、革新的なヘルスケア事業「レッドボックスバイオ」を展開します。

設立の背景



NPO法人レッドボックスジャパンは、生理用品の支援や女性の健康啓発活動を通じて、全国の学校、自治体、企業と協力し、女性支援のための社会基盤を構築してきました。この活動は、「生理の貧困」という深刻な社会課題に起因しています。経済的な理由から生理用品が不足する女性や少女が国内外に多く存在し、それが学業や就労の機会損失を生む現実があります。加えて、月経がタブー視される文化が長年続き、多くの女性が症状を我慢することが常態化してきました。これにより、生理用品にかかる経済的負担が女性の人生における「コスト」として捉えられ、その重要性に目を向ける機会を失っていました。

しかし、私たちの活動を通じて新たな視点が生まれました。それは「経血は貴重なバイオデータ資産である」ということです。経血には、ホルモンのバランス、代謝、炎症、老化、妊孕性など、女性の健康状態を把握するための重要な情報が含まれていますが、これまでその情報はほとんど活用されてきませんでした。生理は「隠すべきもの」や「単なるコスト」ではなく、女性が生涯にわたって提供できる貴重なデータ源であるというこの視点が、我々の新たな目標へとつながっています。生理の貧困やタブー視の課題の先には、経血データを用いた自己管理の方法があり、これを新しい社会インフラへと発展させる可能性があると考えています。そのために、専門性を持った事業としてこの野心を推進するために、レッドボックス株式会社を設立する運びとなりました。

レッドボックスバイオ事業について



『レッドボックスバイオ』は、採血を必要とせず、経血を使った時系列バイオデータ解析という新しいヘルスケアインフラを提供します。女性は月経周期を通じて年に約12回、自然に生体サンプルを得る機会があり、その頻度を最大限に活用することで、従来の健康診断では得られない「継続的な縦断データ」を取得できます。この事業は単なる解析サービスにとどまらず、「女性専用の継続的なバイオデータ基盤」の構築を目指しています。

事業の初期段階として、女子スポーツチームとの実証実験を通じてデータ取得モデルを確立し、今後は企業の福利厚生や一般消費者向けサービスへと範囲を広げていく計画です。ただし、本サービスは経血を利用した研究及びデータ提供であり、医療行為や診断、治療を目的としたものではありません。

レッドボックス株式会社 会社概要



  • - 会社名: レッドボックス株式会社
  • - 所在地: 〒151-0071 東京都渋谷区本町一丁目14番2号
  • - 代表者: 代表取締役 尾熊 涼一
  • - 事業内容: 月経及び女性ヘルスケアに関するデータプラットフォームの企画、開発、運営及び販売
  • - URL: redboxbio.com

本件に関するお問い合わせ




NPO法人レッドボックスジャパンの概要



NPO法人レッドボックスジャパンは、2019年に英国発祥のチャリティ団体「The Red Box Project」の日本支部として設立されました。女性の特有の課題を「個人の問題」ではなく「社会インフラの課題」とした視点で、学校、企業、自治体と連携しながら、女性が安心して学び、働き、社会でで活躍できる環境づくりを目指しています。


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