愛知県におけるスポーツイノベーションプロジェクト、ザスモールシングスが推進役に

愛知県におけるスポーツイノベーションプロジェクト

株式会社ザスモールシングスが、愛知県の「あいちスポーツイノベーションプロジェクト推進事業」を受託し、プロジェクトアドバイザーに代表の田上悦史氏が就任することが発表されました。このプロジェクトは、愛知県が掲げる革新事業創造戦略に基づき、官民連携でスポーツ分野のイノベーションを進めることを目的としています。

プロジェクトの概要

「あいちスポーツイノベーションプロジェクト」は、県内外でのスポーツの成長や、地域活性化を目指すことを目的としており、デロイトトーマツリスクアドバイザリー合同会社が主契約者として関与し、中日新聞社とザスモールシングスが再委託先として参加しています。プロジェクト名には「スポーツDX（デジタルトランスフォーメーション）による新レガシー共創」がコミットされており、2024年6月にはコンソーシアム「AiSIA」が設立される予定です。

スポーツと他産業の融合

本プロジェクトは、「みる」「する」「ふれる」の3つの基軸をもとに、デジタル技術を活用した新しいサービス開発や官民連携による実証事業に取り組むことを目指しています。特に、スポーツと他産業との融合を通じて、地域課題の解決やスポーツ産業の活性化を図ることが大きなテーマとされています。ザスモールシングスは、地域の課題解決に向けた実証事業の企画・運営を担い、自社の知見を最大限に活用することで、地域に貢献することを目指します。

2024年度には、高齢者の健康増進を目的に「オーシャンズウェルネスプログラム」を実施し、愛知県内5つの自治体でフットサルクラブの魅力を活かした地域課題解決に取り組む予定です。この取り組みは、名古屋オーシャンズチームのブランドイメージを活用し、楽しく持続可能な運動習慣を促進するユニークなプログラムです。

田上悦史氏の役割

田上悦史氏は、スポーツビジネスおよびオープンイノベーションに豊富な経験を持つ専門家であり、彼のアドバイザー就任はプロジェクトの加速に大きく寄与すると考えられています。彼は多様な関係者との対話を通じて、新規事業や施策実行をサポートする役割を担い、特にスポーツを通じた共創推進の専門家として期待されています。田上のネットワークや最新のトレンドに関する知識は、本プロジェクトに新たな価値をもたらすことでしょう。

今後の展望と貢献

ザスモールシングスは、このプロジェクトを通じて愛知発のスポーツイノベーションを今後も推進し、地域課題の解決に貢献し続けていく方針です。さらに、2026年のアジア競技大会に向けたレガシー創出にも寄与し、地域に新たなビジネス機会や社会的価値を創出することを目指しています。

伝統的なモデルを再定義し、「小さな行動」で世界を変えることを目指す同社は、スポーツと他産業の架け橋となり、地域の皆と共に未来を切り開いていくことでしょう。