HARTiが挑む新展開
2025-02-27 10:52:20

新たな挑戦!HARTiが日本の文化産業をイノベーションする資金調達を実施

HARTiが新たな一歩を踏み出す



株式会社HARTi(本社:東京都千代田区)は、最近、鈴木おさむ氏が率いるスタートアップファクトリーからプレシリーズAラウンドで6,000万円の資金を調達しました。この資金調達の目的は、「感性が巡る、経済を創る」という企業理念に基づき、日本の文化産業のインフラをさらに強化し、スマートプリ機「HARTi Photo®」を全国として展開することです。これにより、HARTiは日本の文化を世界市場に届けるべく、新たな価値創出に取り組むことを目指します。

日本の文化産業を取り巻く現状



近年、日本経済の低迷が続き、特に新型コロナウイルスの影響でクールジャパン関連の分野が大きな打撃を受けています。飲食業界や観光業界、さらには文化芸術やエンターテイメントといった面でも厳しい状況が続いていました。しかし、アフターコロナの時代に入ると、文化産業は新たなフェーズに突入。動画配信サービスの普及により、日本のアニメやゲーム、映画が多くの人々に愛されるようになってきています。

特に、コンテンツビジネスの経済規模は4.7兆円に達し、鉄鋼産業に匹敵するほどです。訪日外国人の増加や日本食、聖地巡礼の需要も相まって、日本の文化産業には大きなチャンスが広がっています。日本政府も、2028年までに海外市場の規模を10兆円、2033年までには20兆円に拡大することを目指しており、クールジャパン戦略を強化しています。

HARTiの資金調達の意図



HARTiは、設立以来さまざまなIPビジネスの拡大に取り組んできました。この市場の環境変化に応じて、さらなる海外展開を目指し、今回の資金調達を行ったのです。特に、同社が開発したスマートプリ機「HARTi Photo®」は、日本から世界へ新たなプラットフォームを提供するものとして位置づけられています。これまで、プリ機は主にゲームセンターなどの限られた場所に設置されていましたが、今後は短期的なイベントなどでも導入可能になることを目指しています。

海外においては、商業施設や大型イベントに導入し、日本のIPコンテンツと結びつけた体験を提供することで、日本のコンテンツのD2C(ダイレクト・トゥ・コンシューマー)市場を強化する狙いがあります。

HARTiの今後の展望



これからのHARTiの取り組みは、以下の3つの重点施策に分かれています:
1. スマートプリ機「HARTi Photo®」の拡大導入:国内外の商業施設やイベントでの設置を拡大し、市場ニーズを検証するための戦略的選定を行います。
2. アプリとシステムの強化:ユーザーエクスペリエンスの向上を図り、新機能の開発や決済システムの拡充を行います。各国の市場ニーズに対応する機能の最適化も進めます。
3. マーケティングとPRの強化:HARTi Photoの海外認知度を高め、IPホルダーとの協業を進め、既存のパートナー企業や新規クライアントとの連携を強化します。

スタートアップファクトリーの代表、鈴木おさむ氏は、「日本のプリクラ産業に注目し続けてきました。スマホが主流になっても、形に残したいというニーズは変わらない。」と語り、HARTi Photoの普及に期待を寄せています。

HARTi代表の吉田勇也氏は、「市場の変化に対応し、海外市場の開拓の重要性を強く感じています。文化産業の新たな景色を変えるべく、これからも全力を尽くします。」とコメントしています。HARTiは今後も、様々な挑戦を通じて日本の文化産業の未来を切り拓いていくことでしょう。

会社概要


  • - 社名:株式会社HARTi
  • - 所在地:東京都千代田区丸の内2-3-2 郵船ビルディング1階
  • - 設立:2019年2月18日
  • - 資本金:1億円(2025年1月末時点)
  • - 代表者:吉田勇也
  • - 事業内容:スマートプリ機「HARTi Photo®」の開発・提供
  • - 公式サイトHARTi
  • - 公式Twitter@hartiofficial
  • - 公式Instagramharti_tokyo

このように、日本の文化を世界へと届けるべく新しい道を切り拓くHARTi。今後の展開に注目です。


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