ANNIN、ロサンゼルスに新拠点を設立し次世代エンタメを創出へ

新拠点設立の背景

アソビシステムとActiv8は、共同プロダクション「ANNIN」を通じて、リアルとバーチャルを融合させた新しいエンターテイメントの創出を目指し、2025年4月にアメリカ・ロサンゼルスに「ANNIN US」を設立しました。この新たな拠点は、日本独自のカルチャーをグローバルな舞台で展開するための重要な拠点となります。このプロジェクトの背後には、PONYCANYON USAの支援があります。彼らはオフィススペースを提供し、ANNINの活動を共にサポートしながら、日本のクリエイティブが世界に羽ばたくきっかけを作りたいと考えています。

日本発のカルチャーが世界に広がる

アソビシステムは、きゃりーぱみゅぱみゅや新しい学校のリーダーズ等のアーティストを通じ、日本のポップカルチャーのグローバル展開に尽力しています。また、FRUITS ZIPPERを含むアイドルプロジェクト「KAWAII LAB.」も手掛けており、“原宿から世界へ”をテーマに新たなアイコンの創出に全力で努めています。

一方のActiv8は、バーチャルタレントの先駆者、KizunaAIをプロデュースし、全く新しいエンターテインメントの形を表現してきました。彼らは今後も、バーチャル領域でテクノロジーとクリエイティブを融合した次世代のモデルを確立しようとしています。これらの取り組みが合わさり、ANNINは新たな表現価値を生み出そうとしています。

ANNIN USの具体的な活動

新設されたANNIN USでは、以下のような取り組みが予定されています：

- グローバル市場向けのIPおよびアーティストの企画・開発
- リアルとバーチャルを融合させたカルチャー表現のデザイン
- 現地のニーズを反映した企画の創出と展開
- 現地クリエイターやブランドとのコラボレーション

これによって、日米の文化、技術、人材が交錯する場を作り出し、新たなエンターテインメントの創出に挑戦していきます。

各社代表の熱い想い

アソビシステムの代表、中川悠介氏は、ロサンゼルスという多様な文化が交わる場所での活動に期待を寄せ、「ANNIN USが新しい出会いや創造的な化学反応を生むハブとなることを願っています」と述べています。

Activ8の代表、大坂武史氏も、「バーチャルという枠を超えてテクノロジーと創造力の融合を目指します」と語り、具体的なIPを創出するための新たな実験が始まるとの意気込みを見せています。

PONYCANYONの代表、吉村隆氏は、ANNIN USが日米の才能が交わるクリエイティブの場になることを心から願っています。