VicOneが自動車サイバーセキュリティの最前線で革新を遂げる
VicOne(ヴィックワン)は、2025年1月に開催される「第17回オートモーティブ ワールド」に出展し、注目を集めています。自動車向けのサイバーセキュリティダイナミクスを牽引する同社は、トレンドマイクロの子会社で、最新のテクノロジーを駆使して業界のセキュリティ課題に取り組んでいます。
オートモーティブ ワールドとは?
「オートモーティブ ワールド」は、1800社以上の企業が一堂に会し、自動車業界の最新技術を披露する最大の展示会です。コネクテッドカーや自動運転技術の進化に伴い、車両に対する脅威も増大しています。自動車はSDV(ソフトウェア・デファインド・ビークル)として進化を遂げ、サイバー攻撃も高度化しています。これに対抗するためには、より一層強固なセキュリティ対策が求められます。
VicOneのブースの魅力
VicOneのブースでは、自社の独自技術や新しいソリューションを体験できる絶好の機会が用意されています。注目すべきは、以下の三つの主要な展示内容です。
1. Smart Cockpit Protection
VicOneが誇る「Smart Cockpit Protection」は、AI Guardian機能を搭載し、AI技術を悪用した攻撃からスマートコックピットを守ります。主なエッセンスとしては、車載AIからの情報漏洩を防ぐ堅牢なセキュリティが挙げられます。また、脆弱なブラウザや悪意のあるURLを検知し、フィッシング詐欺などから安全を守ります。この取り組みはAutoTech Breakthrough Awardsで「自動車サイバーセキュリティソリューションオブザイヤー」を受賞したことからも、その信頼性が伺えます。
2. xZETA
次に紹介する「xZETA」は、SBOMとゼロデイ脆弱性への効果的な対応を支援するソリューションです。広範な脆弱性の検出が可能で、特に重要な脆弱性にリソースを優先的に配分することで、製品セキュリティリスクの軽減を図っています。これにより、効率的で確実なセキュリティ対策が実現可能となります。
3. xCarbon
さらに、VicOneが提供する「xCarbon」は、エッジAIを利用して車載ECU(一元管理ユニット)に高度な自己防衛機能を搭載します。このシステムはリアルタイムでデータを解析し、サイバー攻撃やECU故障を早期に検知・防止します。さらに、既存のシステムとのシームレスな統合を実現し、安心の運用を支援しています。
特別イベント - Pwn2Own Automotive 2025
また、VicOneは「Pwn2Own Automotive 2025」のイベントも共催し、業界のセキュリティリサーチャーたちが最新の自動車技術に対する実環境での検証を行います。この大会では、世界レベルのセキュリティ技術が集結し、業界の未来を形作る重要な場となるでしょう。
今後の展望
VicOneは、自社の最先端ソリューションを通じて自動車業界のサイバーセキュリティ課題を解決し、より安全なモビリティ社会の実現に寄与しています。「オートモーティブ ワールド」を通じて、自社の技術を駆使し、業界のイノベーションを加速する取り組みを続けていくことに期待が寄せられます。
イベントの詳細
「第17回 オートモーティブ ワールド」は、2025年1月22日(水)から1月24日(金)まで、東京ビッグサイトで開催されます。VicOneのブースは小間番号E57-32です。今回の出展で、VicOneの提供するサイバーセキュリティソリューションの未来をぜひ体感してください。