3Dアバターが本を超える
2025-10-03 11:13:00

新潟県で誕生!3Dアバター型AIがものづくりをサポートする新しい図書館体験

新潟県初の試み!3Dアバター型AIが図書館でものづくりをサポート



新潟県三条市の図書館等複合施設「まちやま」で、2025年10月4日から30日までの間、3Dアバター型AI「SHIORI」の実証実験が行われます。この取り組みは、地域の利用者がものづくりを楽しむための新しいサポート体制として注目されています。この実験は、一般社団法人Woollyと合同会社SEKITOBAが共同で実施し、今回が県内における初めての常設導入の試みです。

SHIORIとは?


「SHIORI」は、もともとは本を推薦するAI司書として誕生しましたが、今回は“工具アドバイザー”として進化を遂げます。利用者との対話によって「つくりたいもの」を聞き出し、それに必要な道具を的確に提案する新しいサービスです。従来の図書館が知識や資料の提供に留まるのではなく、「ものづくり」の第一歩を踏み出す手助けをすることが期待されています。

背景としての図書館


図書館は長年にわたり、情報源としての役割を果たしてきましたが、今後はより創造的な活動ができる場としての進化が求められています。特に三条市は「ものづくりのまち」として知られており、図書館が地域の産業や文化と連携することで、市民の想像力を刺激し、創作活動を推進する重要な役割を担うことが求められています。

利用の流れ


この3Dアバター型AIを利用する流れはシンプルです。まず、利用者が「つくりたいもの」を入力します。次に、SHIORIがその内容を解析し、「まちやま道具箱」に収蔵された道具の中から最適なものを推薦します。これにより、利用者は提案をもとに道具を手に取り、実際の創作活動へと移行できるのです。この新しいシステムによって、図書館と道具、そして市民の創造活動が見事に結びつきます。

実施概要


  • - 期間: 2025年10月4日(土)〜10月30日(木)
  • - 場所: 新潟県三条市 図書館等複合施設「まちやま」
  • - 主催: ツクール・ド・さんじょう

図書館等複合施設「まちやま」とは?


新潟県三条市に位置する「まちやま」は、図書館だけでなく、科学教育センターや鍛冶ミュージアムを併設した施設です。地域のものづくりや文化を体験し、発信する拠点として利用され、年間に約50万人が訪れるランドマーク的存在です。

今後の展望


今後は、地域企業の情報や文化資源ともつながり、AI司書が地域のコミュニケーターとしても機能することが目指されています。図書館を起点にして、地域資源と人々を結びつけ、産業、文化、生活を融合させる拠点づくりに力を入れていきます。

会社概要


  • - 一般社団法人Woolly
- 会社HP: woolly-career.com
- 代表者: 代表理事 中村祥之
- 事業内容: 教育・図書館関連事業、地域コミュニティ支援、情報リテラシー育成

  • - 合同会社SEKITOBA
- 会社HP: sekitoba.tech
- 代表者: 代表社員 藤村明人
- 事業内容: AI・ICT活用による地域活性化支援、プロダクト開発

*この実証実験に関するお問い合わせは、主催者の「ツクール・ド・さんじょう」(メールアドレス: hello@sanjo-machiyama.jp)までどうぞ。


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