宮島未奈の最新作『それいけ！平安部』がオーディオブックに！

宮島未奈の新作『それいけ！平安部』がオーディオブック化

人気作家、宮島未奈さんの最新刊『それいけ！平安部』が2025年7月11日から、Amazon Audibleでオーディオブックとして配信されます。この作品は刊行からわずか3か月で5刷6万部を突破し、ますます注目が集まっています。また、著者の宮島未奈さんは、2024年本屋大賞受賞作『成瀬は天下を取りにいく』の著者でもあり、その才能は高く評価されています。

教室に広がる平安時代の魅力

『それいけ！平安部』は、県立菅原高校を舞台にした青春小説で、主人公・牧原栞は同じクラスの平尾安以加の提案で「平安部」を設立することに決めます。平安時代に興味を持ってもらうために、新しいメンバーを集めるための知恵を絞り、彼女たちの思いが形になっていく様子が描かれています。読者は、この物語を通じて、平安時代の美しさや文化に触れることができるでしょう。

ナレーターには村上麻衣さん

オーディオブック版のナレーションを担当するのは、村上麻衣さん。彼女の声で物語が語られることで、登場人物たちの感情がより生き生きと伝わり、リスナーたちを物語の世界に引き込みます。この耳で楽しむ読書体験は、忙しい現代人にとってもぴったりです。

新たな読書の形

オーディオブックは、本の内容を音声で聴くことができる新しい読書の形として注目されています。特に小学館は、2018年からオーディオブックの制作を始め、多様なジャンルの作品を定期的に配信しています。2025年5月には、累計2100作品を達成し、今後も話題作のラインアップを続々と拡大していく計画です。この流れは、読書バリアフリー法の施行以降、特に価値が増してきています。